今回は阪神タイガース 2020シーズン感想~戦績編~を書いていきたいと思います。
戦績(対戦成績)
巨人 14勝 10敗 1分 94得点 69失点
ヤクルト 11勝 13敗 1分 99得点 71失点
DeNA 9勝 16敗 0分 79得点 94失点
広島 9勝 14敗 2分 82得点 98失点
中日 13勝 12敗 0分 73得点 58失点
交流戦 12勝 6敗 0分 62得点 38失点 2位
()はセリーグ内の順位
68勝 71敗 4分 3位
得点489(5位) 失点428(1位) 本塁打84(5位)
盗塁110(1位) 出塁率.301(5位タイ) 防御率2.67(1位) 失策86(1位)
①完全に無くなったといえる苦手意識
対巨人戦2年連続の勝ち越し。これまで異常な程神経質だった天敵に対しての勝ち越しは完全に苦手意識は無くなったと言えます。
その大きな要因はやはり戦力差の縮小。投手では散々抑えられてきた菅野投手が不調、そして長年の天敵である中川投手が怪我で不在。野手では阪神キラー岡本選手を抑え込めたのは大きく、特に後半はかなり優位に試合を運べたと思います。
しかし新たな阪神キラーとなりそうな山崎投手、戸郷投手、赤星投手の存在もあり、さらに来シーズンは相当巨人も大型補強を進めると思われますので(FAで西投手を狙っているとの噂も)、今後も大きな壁として立ちはだかってくるでしょう。
ただ来シーズンは再び岡田監督vs原監督が見れることとなり、個人的には非常に楽しみです。
②対左投手への苦手意識が戦績に直結
逆に近年得意としていたDeNAには過去最低とも言える対戦成績で幕を閉じました。
その成績に直結したのはやはり対左投手への苦手意識。
対阪神
・石田投手 4試合 防御率1.11 3勝0敗
・今永投手 4試合 防御率1.80 2勝1敗
・濱口投手 4試合 防御率1.82 2勝2敗
とほぼ完璧に抑えられており、更に中継ぎの伊勢投手、入江投手、平田投手、田中投手、そして守護神の山崎投手にも上手く抑えられるので先制点を挙げられると逆転はほぼノーチャンスとなりました。
さらに中軸となる野手にも入れ替わりのように打たれており、打撃力の差が顕著に。投手戦に持ち込んで何とか僅差で勝利という試合が増え、完全に苦手意識を克服されたと言えます。
三浦監督は現役時代阪神戦に滅法強かった(10連勝を喰らったことも)こともあり、監督になってもそのキラーぶりを見せつけられた形となりました。
③2019年巨人の優勝スタイルを
そして来シーズンに向けてなのですが、過去
2017年広島 巨人(18勝)ヤクルト(17勝)中日(15勝)
2018年広島 ヤクルト(19勝)巨人(17勝)阪神(15勝)
2019年巨人 阪神(15勝)※広島以外に勝ち越し
2020年巨人 阪神(16勝)ヤクルト(15勝)
2021年ヤクルト DeNA(17勝)※他中日、広島合わせて13の貯金
2022年ヤクルト 広島(16勝)DeNA(16勝)
と2019年以外の優勝するチームは2チームないし最大3チームに対して貯金5以上を記録しており、さらに赤字で表したように特定の1球団に滅法強い傾向にあります。
ただ過去の阪神は
2017年 ヤクルト(18勝)中日(16勝)
2018年 DeNA(17勝)
2019年 DeNA(16勝)
2020年 広島(13勝)※短縮シーズン
となっており、優勝は当然していないので数は少ないながら、2年連続で15勝を挙げていたDeNAにも今年負け越し。巨人に対しては苦手意識は無くなった程度であり、現時点では滅法強い球団は無いです。
来シーズンは対巨人戦をいかに大きく勝ち越せるか。そして大きく負け越したDeNA、広島戦の負け越しをいかに抑えるか。現状で優勝する為には2019年巨人の優勝スタイルを目指していくしかないのかも知れません。
では
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