朽木ルキア～兄との距離と海燕の死～【BLEACH】尸魂界篇

※ネタバレ有り

今回はアニメBLEACHのストーリー「尸魂界篇」のキャラ「朽木ルキア」について書いていきます。

①処刑を待つ身に

尸魂界に連れ戻されたルキアは死神の力の人間への譲渡という重罪を犯したことで懺罪宮に幽閉され、処刑を待つ身に。

恋次が元気付けようとするもギンの余りにも悪趣味な意地悪もあって、犠牲を強いてまで助けられることより処刑による死を受け入れる心境に陥っていました。

そしてこれまで明らかにならなかった彼女の過去が徐々に明かされる事になります。

②兄との距離と海燕の死

ルキアは赤ん坊の頃に死亡し、尸魂界に姉・緋真と共に流魂街で暮らしていました。しかし緋真は朽木白哉に見染められ結婚、自身は置き去りになってしまいます。

それでも流魂街の中でも治安が最悪の町「戌吊」で恋次を含む仲間達と力強く生きていきますが、最終的には恋次と二人っきりになり、瀞霊廷に住める死神になることを決意します。

そして真央霊術院に入学した際、緋真と瓜二つだったことで朽木家に養子として迎えられるものの恋次と疎遠に。さらに大貴族の一員になったことで周囲からも敬遠されるようになってしまい、自身を迎えいれた兄には冷遇され、戸惑いと寂しさを覚えていました。

それでも入隊した十三番隊では、大らかな隊風や身分分け隔てなく接してくれる志波海燕の態度もあり安らぎを得るものの、虚に乗っ取られた彼を自身の手で殺害するという悲劇が起こり彼女に暗い影を落とします。

「恐ろしくはない　私は良く生かされた　恋次達と出会い　兄様に拾われ　海燕殿に導かれ　そして　一護に救われた　つらくはない　悲しくはない　悔いはない　心も　遺してはいない　ありがとう　ありがとう　ありがとう　ありがとう　さよなら」

しかし過去が明らかになり今まさに処刑を受けようとしていた中、一護が再び自身の前に。憎まれ口を叩きながらも助けられることを受け入れます。

そして自身の処刑が浦原喜助から無意識のうちに与えられた崩玉を狙う為、黒幕が仕組んだことが判明。無事解放されることとなります。

③和解と暴走

騒動後は白哉と和解、さらに海燕の妹・空鶴に海燕を殺したことを謝罪しわだかまりが解けます。そして自らの意思で尸魂界に残ることを決断し一護につかの間の別れを行います。

その後恋次とは昔のように親しくなり、白哉とも確かな絆が築かれていくものの、白哉に関してはこれまでの鬱憤を晴らすかの如くブラコンを暴走させ、兄の行動を全肯定、さらに何かにつけて兄さま兄さまと発言することに。（しかも独特な美的センスが一致しており、家系であることが判明することに。）

このブラコンっぷり（白哉のシスコンっぷり）は「BLEACH OFFICIAL BOOTLEG カラブリ＋」で堪能することが出来ます。

尸魂界で霊力を回復させたルキア。次シリーズでは不明だった斬魄刀が明らかになることになります。

では

きちのうすめ雑記