※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「慎導篤志、甲斐・ミハイロフ、砺波告善」について書いていきます。
①息子たちを守る為に
まずは「慎導篤志」です。
厚生省大臣官房統計本部長で、息子は「3」の主人公の一人である慎導灼。
元は監視官でキャリアを重ねて厚生省に入省したエリートで、シビュラシステム輸出プロジェクトや移民政策にも関わっています。
「君はシビュラに疑いを持ちながら色相が濁らない」
劇中では物語のキーパーソンとして登場し、度々一課と関わることに。物語が進むにつれてビフロストのインスペクターの一員であったことや、シビュラシステムの海外輸出の弊害となる反乱分子を排除するための工作を行っていたことが判明。
砺波の反乱により制御不能となったピースブレイカー討伐作戦の為に煇をスパイとして送り込み、ストロンスカヤ文書の意図的な情報流出など尽力するも、作戦中に矢吹局長が殺害された事により情報統制が効かなくなりビフロストの権限を消失。
その責任を取り息子たちを守る為に、禾生に渡された拳銃で自らの頭を射貫き自殺。その死は息子の灼に大きな影を落とす事になりました。
②自我を取り戻して戦う
次は「甲斐・ミハイロフ」です。
外務省海外調整局の潜入捜査官で、炯の兄。本名は煇・ワシリー・イグナトフ。金髪で筋骨隆々の肉体を持っており、狡噛と同等の戦闘力を持ち併せています。
慎導篤志と矢吹局長の命で砺波告善が所属するピースブレイカーに甲斐・ミハイロフという名で素性を割られない為顔にわざと傷を付けて潜入捜査に。脳に「ディバイダー」と呼ばれるチップを埋め込まれ肉体の自由を奪われそうになりながらも、弟の婚約者である舞子の母であるストロンスカヤ博士を泣きながら殺害。苦しみながら任務を遂行し文書を外務省を経由して公安局に渡すものの、自身は砺波に肉体を乗っ取られる事に。
それでも砺波の遠隔操作に抵抗し自我を取り戻して戦うも、最期は自分自身を銃で撃ち篤志に介錯を頼み死亡することになりました。
③機械による統治を望む
最後は「砺波告善」です。
外務省の海外実働部隊・ピースブレイカーの隊長で、この事件の元凶。各国での破壊作戦を経た結果多くの裏切りや絶望を経験し、人間による統治を信用せず機械による統治を理想とし組織ごと離反。
その後シビュラの補助システムだったAI将軍(ジェネラル)を最高指導者に添え、AIによって統治された国家を設立。悪用すれば意図的に紛争発生をコントロール出来るストロンスカヤ文書を入手し、法による統治の危うさを訴えかけその影響力を拡大させることを画策していました。
外務省職員の翻訳チップにディバイダーと呼ばれるハッキングプログラムを仕込み、所謂「憑依」状態を作り出すことで犯罪係数が上がらない状態の兵士を作り出し度々一課を苦しめ多くの犠牲を生み出しますが、文書の取引を持ち掛けた常守にジェネラルへのハッキングを仕掛けられ激昂。彼女に襲い掛かるものの駆けつけた狡噛により銃殺。
最期まで外務省、そしてシビュラに振り回され続けられた何とも切ない人生となりました。
では
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