※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「霜月美佳(劇場版SS)」について書いていきます。
①未熟さを見せながらも
前作朱への徹底的な反発やシビュラシステムへの盲目的な信仰心で多くのヘイトを買った霜月ですが、今作でも自称公安のエースと自信を評して強硬捜査を行おうとする等未熟さを見せます。
「潜在犯に容赦する必要はない。」
しかし夜坂泉と久々利武弥の関係性を知り感化され彼女達(前者は薬物中毒で車で暴走した犯罪者、後者は潜在犯の女性が出産した子)を助けようとする等、潜在犯は全員裁かれるべきという心境からの変化を見せており、印象が大きく変わります。
最終的にはシビュラシステムにビンタを浴びさせる(性格にはシビュラシステムが操る義体)等、彼女なりの正義を示しており、システムに完全に依存していた2期からの成長を垣間見ることが出来ます。
②きっかけは暴走事故
作中では夜坂泉の暴走事故を調べ、潜在犯の隔離施設サンクチュアリに強制送還される彼女を宜野座と六合塚と共に護送します。しかし彼女は逃亡し、六合塚は逃亡を助けたとして拘束。
霜月と宜野座は六合塚を助けるためにどこか胡散臭さを醸し出すサンクチュアリを調査することになり、
・夜坂が久々利武弥を母親代わりとして育てていたこと
・サンクチュアリは薬物で潜在犯を集団志向状態にして、統括管理者の辻飼が思うように操る組織であること
・施設の地下に人を殺してまでも守る秘密があること
が判明。地下の秘密を知る為潜入することになります。
③正義の味方
しかし捜索隊を引き連れた辻飼に見つかり、彼女が潜在犯に地下にある破損した核廃棄物を回収させていることを明かされ捕まることに。
そして公開処刑されようとしますが霜月は辻飼の言葉を映像に撮っており暴露。潜在犯を動揺させ、辻飼を執行することに成功。その後サンクチャリを推進し公安の意思決定をねじ曲げるほどの力を持つ政治家の烏間が、シビュラシステムを構成する脳ユニットの一人であることが判明。
またもやシビュラが黒幕であることを理解した霜月は、真実を公表しない代わりに夜坂と武弥の安全を保障させる約束をさせ、烏間にビンタをお見舞いし、保釈後に武弥を夜育てることになっていた夜坂に再会することになります。
「う~ん、それはね。私たちが正義の味方だから。」
これまでは潜在犯は危険であり、話を聞く必要もないというスタンスを取っていた彼女。しかしこの事件をきっかけに心境が変わるようになり、柔軟性と大胆さを兼ね備えた優秀な監視官として成長していくこととなります。
では
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