※ネタバレ有り
今回はアニメPSYCHO-PASS サイコパスの登場人物「常守朱(PROVIDENCE)」について書いていきます。
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①法の統治を望む
2118年1月、日本はシビュラシステム下での統制が進んでおり、従来あった「法」の力が薄れその必要性についての議論が行われていました。
その中でシビュラシステムの真実を知っている茜は法の必要性を訴えるも旗色は悪い状態。そんな中会議に秘密裏に出席するはずのミリシア・ストロンスカヤ博士が乗った船が占拠され、無惨にも殺害されてしまう事に。
事件を起こしたのが海外で破壊活動を重ねるピースブレイカーだったことが判明すると、刑事課一係は外務省海外調整局行動課とチームを組む事になりますが、そこに意外な人物が姿を現す事となります。
②再会と別れ
狡噛慎也。かつて刑事課一係に所属していた仲間であったものの、槙島聖護の事件で離れることになり、その後シャンバラ特区で一時期行動を共にするも再び行方不明になっていました。
そして無事再会を果たすものの、彼は帰るべき場所(一課)では無く違う組織に属することに。その事実を知って朱と宜野座は戸惑いや怒りを隠せずにいました。
「私が呼んだら帰ってたんですか? 狡噛さんは暴力に対抗する暴力として帰国を許されたんですか?」
そんな中雑賀譲二の協力を得て一行は文章を手に入れるべく出島の海外情報センタービルへと向かうことに。その際雑賀の計らいもあり狡噛との時間を作ってもらうものの十分な答えを貰うことなく、複雑な心境に陥ることとなってしまいます。
「欲しかっただけなのに……」
さらに刑事課一係には知らされない形で行動課や雑賀が囮として利用されピースブレイカーがビルを襲撃。戦闘に巻き込まれた雑賀は朱に最期の言葉を残し、帰らぬ人となってしまうのでした。
③自らが「事」を起こす事で
再び大切な人を亡くした朱ですが、落ち込んだ所で事件は収まることは無く激化することに。そんな中甲斐・ミハイロフの協力もありピースブレイカーの拠点を突き止めることに成功しますが、彼は隊長である砺波告善に追い込まれる形で死亡してしまいます。
そして甲斐を射殺した慎導も、甲斐の弟である炯とその恋人である舞子の結婚式に参列した後に自殺。多くの犠牲をもたらすことになってしまいましたが、禾生(シビュラ)は北方列島を占拠し新たな国家を作ろうとしている砺波の要求を飲み、ストロンスカヤ文書を渡すように朱に命じることに。
納得いかない朱は刑事課一係のメンバーや狡噛たちを集め、ピースブレイカーの逮捕を計画。ピースブレイカーを支配する存在がAIであることや、砺波がシステムによって絶対的な統治を行おうとしていたことを突き止め、あえてストロンスカヤ文書を与えることでAIに自らシビュラシステムに同化することを促しこれに成功。事件は収束を迎えることとなります。
「シビラと人は強制関係でなければならない」
朱はその後かつて慎導が就いていた厚生省大臣官房統計本部長に就任する事に。しかし法の存在を守る為、自身の就任式で禾生を持っていた拳銃で射殺。その際のドミネーターの不作動(禾生がアンドロイドであることを知っている為、犯罪係数が低く保たれる)が議論を呼ぶことになり、結果法律の重要さが問われたことで撤廃は防がれる事になります。
自らが「事」を起こす事で法を守る事に成功した朱。そして「人らしく」涙を流し、残った刑事課一係、そして後の二人の新監視官に希望を託すことになるのでした。
「美佳ちゃん。一係をよろしくね」
では
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