※ネタバレ有り
今回は「スターオーシャンセカンドストーリー」の印象に残った音楽について書いていきたいと思います。
①本作を象徴する楽曲
まずは「The incarnation of devil」です。
ルシフェル戦で流れる戦闘曲で直訳すると「悪魔の顕現」。ルシフェルの「滅びの風」を思わせるテンポの良い曲調と後半の重苦しさが混在しており、ルシフェルのキザな言い回しもありかなりテンションが上がる曲となっています。
その後相当反応が良かったのかスターオーシャンシリーズだけでなく、ヴァルキリープロファイルシリーズ等他トライエース作品に用いられており、本作を象徴する楽曲となっています。
②奥行きがある壮大な楽曲
次は「The venerable forest」です。
神護の森や紋章兵器研究所で流れる曲で、直訳すると「由緒ある森」。その名の通り非常に奥行きがある壮大な楽曲となっており、重要なイベント(レナとクロードの出会いやレナの正体が判明する場面)で流れる為、印象に残る曲となっています。
またアレンジされた「Theme of RENA」もその名の通りレナの為の曲となっており、彼女の境遇を考えると何とも切なくなってしまいます。
③海と港町ならではの陽気さを表した曲
次は「Walk over」です。
港町で主に流れる曲で、直訳すると「歩いて渡る」。海と港町ならではの陽気さを表した曲ですが、インパクトがあったのはクリク。この街で当初は流れるものの、地震が起こったせいで見るも無残な形で街が崩壊してしまい、たった数分で見る景色が変わっていく様を見て唖然とした記憶があります。
またこれを予言し必死に避難を呼びかけるフィリアの姿、、、この悲痛さをこの楽曲ででかき消してしまっていた(それ程本気とは思えなかった)のも印象に残っています。
「お願い‥‥信じてください」
④正に「冒険している」を体感できる曲
次は「Field of exper」です。
名の通りエクスぺルのフィールドで流れており、正に「冒険している」を体感できる曲となっています。
特にストーリ上ではいかない可能性はあるもののラスガス山脈に続く山道を登っていた際にこの曲が妙に心地よく聞こえ、時々周りを見渡し3Dマップを楽しんでいた印象が強く、作中でもっと聞き入れていた曲となっています。
⑤いつ全滅するかわからない緊張感と、奥に何があるかという好奇心
最後は「Mission to the deep space」です。
クリア後の試練の洞窟で流れる曲で、直訳すると「宇宙の深部へのミッション」。名の通りゴールが見えないダンジョンをひたすら進む際に流れており、そのいつ全滅するかわからない緊張感(途中セーブがありません。)と奥に何があるかという好奇心両方をくすぐられる楽曲となっています。
特に地上に帰れた際の嬉しさは半端なく、前述した「Field of exper」が正に「救いと癒し」の曲に。ロンダルキアへの洞窟(DQ2)、クリスタルタワー(FF3)を知らなかった当時の私にとっては最難関と呼べるダンジョンとなりました。
では
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