きちのうすめ雑記

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ヴォルラーン・アングサリ~自己主張と傲慢さの塊~【テイルズ】

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今回はテイルズ オブ アライズの登場キャラ「ヴォルラーン・アングサリ」について書いていきます。

🄫2021 バンダイナムコエンターテインメント

①自己主張と傲慢さの塊

ダナを支配する5人の領将であり、水の主霊力(マスターコアを持ちガナスハロスを治めています。

ただ他の本来の水の領将であったウルワギル・ヒルドリスが数年前に事故死し、その後任として就いた経歴を持っており他領将との面識は殆ど無いです。その為レナ人の中には無名の家系に生まれながらも領将に選ばれたことに反発を抱いている者もいます。

別世界では剣が喋る世界で空気王となっています。

そしてその性格は自己主張と傲慢さの塊といったもので、

・極めて自己主張が強く、会話にすらならない場面が多々見られる

・ダナ人だけでなく同胞である筈のレナ人の事もただの奴隷として見ている

・絶対的な支配者である事に何の疑問も抱かず、支配に対しても執着が強い

等、作中屈指の人格破綻者であることが伺い知れます。

「もとより、すべては我がものよ。」

また彼が支配しているガナスハロスも非常に美しく芸術的な街となっていますが、民は恐怖により考える能力を失いただ彼に精霊力を与える存在にのみになっており、少しでも人の心を考えコントロールを試みた他領将と比べてもより悪質で、異質なものとなっています。

 

②アルフェンへの執着

作中ではシスロディアで顔見せとして初登場し、メナンシアを出たあたりでアルフェンに奇襲する形でパーティーと対峙します。その際は他メンバーを圧倒するもシオンに額を打たれ一旦は引き下がりますが、アウメドラを撃破した直後に再び現れ、彼女を殺害。アルフェンを誘い出す為シオンを誘拐します。

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その後ガナスハロスでは敢えて民を虚水に変える等、徹底的にアルフェンを挑発することに執着しデル=ウァリス城にてアルフェン達を迎え撃つことになります。

一度は敗北するもアルフェンと同じく王の紋章を発現させ再び挑みますが再び敗北。炎の件に貫かれ絶命したかと思われました。

、、、がレネギスの奥で磔になった状態で再びアルフェンに対峙。彼がアルフェン同様、ダナから招霊の儀の為に拉致されて改造を受けた王の候補者の1人であることが判明。精神面に問題があり王としては不適格であったため廃棄されようとした所、数少ない成功例を廃棄したくなかったのか領将に偽装されたダナに送り込まれたことが分かります。そして部屋の爆発に巻き込まれ今度こそ死亡かと思われました。

「来たぞ。予告通り。」

、、、がレナの星霊撃破後三度アルフェン達の前に現れ、アルフェンに一騎打ちを挑む事に。自身を利用する存在を許さず、そして自身と並び立つ王であるアルフェンを許さず、血だらけになりながらも挑むヴォルラーン。最期は背中を押してくれる仲間、大勢の人たちの力を受けたアルフェンに敗北。最後まで彼と分かり合えないまま自爆し、果てることとなりました。

「俺が覚えているのは背中に振り下ろされる鞭の火のごとき痛みだ。そして気紛れに奴隷を殺す強者。より弱い者を生贄にして生き延びる弱者。愛だと?友だと?どこにもありはせぬわ!」

 

③対策を立てれば肩透かしの強さ

戦闘では鍔の無い刀を使う圧倒的な剣技、そして水属性中心の術技を使用します。

単純に攻撃力だけだと他領将より高く一気に戦闘不能に陥るほどの威力を誇りますが、問題はやや攻撃範囲が狭く、攻撃ターゲットがアルフェンに向きやすいことで、彼にヘイトを集めながら逃げ、他キャラが術技で攻撃することで秘奥義以外は殆どダメージを与えられることなく倒すことが出来ます。

そのため対策を立てれば肩透かしの強さであり、せめて広範囲技やガナベルトのように回避不可能の技があれば少しは違っていたかも知れません。

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そして最終決戦もこれまでのパターンと大差ないので攻撃は読みやすく、更に追憶での再戦も行動パターンは変わっておらず、かなり不遇な扱いとなっています。

 

支配への執着、そして長い孤独。アルフェンと見事に反対の道を進んできたヴォルラーン。彼が後作品で少しでも救われることを願っています。

 

では

 

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