ナザミル～深い劣等感を抱く少女～【テイルズ】

※ネタばれ有

今回はテイルズオブアライズの登場キャラ「ナザミル」について書いていきます。

①深い劣等感を抱く少女

「Beyond the Dawn」においてのキーパーソンになる人物で、オッドアイと銀色のショートカットの髪型が特徴的な少女です。

別世界では心を読む超能力者となり、ステラを取る為に日々奮闘しています。

レナの領将を父にダナの奴隷を母に生まれたハーフであり、さらに特殊な力を擁している為周りと断絶された生活を強いられており、だからと言って父ウルワギル・ヒルドリスからは道具としてしか見られておらず、全くという程他者から愛情を受けていません。

またその父からは課題が出来ていないと虐待を受ける生活を送っており、他人と違うことからの劣等感を持ち、自己肯定感が著しく低い性格となってしまっています。

その為本編終了後にレナとダナが統合した際には隠れて暮らしており、双方から忌み嫌われ追われる事に。出生から今まで悲惨の一言で済ませられない、過酷な人生を送っている人物となっています。

②すれ違いの果てに

作中ではアダン湖にてモンスターに襲われている所をアルフェン達に助けられたことから物語が始まりますが、ニズには居場所が無いことから、差別意識が少ないヴィスキントに向かう為にパーティーに同行します。

一度はヴィスキントで別れるものの、初めて「仲間」が出来、同時に寂しさを覚えた為、再びアルフィン達に同行。旅を続けていく事になり、その後自身の力が人々の役に立ち、そして感謝される事を覚え徐々に表情が和らいでいきます。

「力を使って誰かの役に立ちたいと思ったことも、それで褒められることも無かった　誰かと、友達と一緒に旅をすることだって」

しかしニズでモンスターから街を守ろうとした際に、街の人々の「トラウマ」である「虚水化」を行ってしまい恐怖の対象に。そしてその際にアルフェンが傷つき、また孤立するきっかけを作ってしまったことを気に病み、彼らの前から姿を消す事となります。

「ー私の友だち、私の初めての友達へ　友達のために何かできて嬉しかった　友達に褒められて嬉しかった　その友達が悲しいのは嫌　友達が嫌われているのは嫌　私の力が役に立てるって皆が教えてくれた。だからー何が出来るか考えてみる。」

そして再び姿を現した際はニズの人々に「仮面」を被せ、何も思考できない状態にしており、彼女に再会した際は彼女の真意がわかることに。

大切な人を傷つけさせたくない、誰にも傷つけあって欲しくない。そんな思いが暴走した結果、彼女は皆の思考を均一化する事を選択。仮面によるある意味の支配を望む事になり、価値観を違えたアルフェン達と激しい戦闘を行うことなります。

それでもナザミルは意志を変えず、自身も仮面を被り「操られる」立場に。彼女を救うためアルフェンは「枢幹」に向かうことになります。

③リンウェルが不可欠に

戦闘では主に精霊術を使用。その威力は絶大で上手く躱せないとパーティーが半壊する威力を誇ります。

そこで非常に役に立つのはリンウェルとアルフェンのブーストアタックで、彼らをいかに使いこなせるかが攻略のカギになってきそうです。

さらにラストダンジョンでは強力な敵を引き連れて登場する等、更に凶悪仕様で登場。自分が操作しているキャラだけはナザミルをしっかり捉える事だけは心がけていきたい所です。

アルフェンと対を成す影の主人公と明言されているナザミル。彼女は統合された双世界の未来の光となれるのでしょうか。

では

きちのうすめ雑記