※ネタばれ有
今回はテイルズ オブ アライズの登場キャラ「シオン・アイメリス」について書いていきます。
①ツンツン腹ペコヒロイン
本作のヒロインで、触れる者に激痛を与える〈荊〉の呪いの取り憑かれた桃色の髪をポニーテールに結んでいるレナ人の少女です。
レナ人でありながら自分たちの頂点である領将(スルド)を倒すという秘めた目的を持ち、カラグリアの領将ビエゾから火の主霊石(マスターコア)を盗み出しその身を追われている時にアルフェンと対峙。彼が自らの体内に取り込まれた主霊石から炎の剣を具現化し使いこなしたことから、同胞であるレナに反旗を翻して戦いを挑むこととなります。
目的の為には手段を選ばずキツイものの言い方が目立つツンツンさを持ち、さらに独断専行も多いなど序盤はかなりの問題児ぶりを発揮します。しかしその真意は周りの人に触れられない寂しさと孤独さから来ており、怪我をした人をダナ人、レナ人関係なく治療したり理不尽な扱いを与えている人に憤慨する等本来は優しい性格をしています。物語が進むにつれて本来の性格が徐々に表れており、アルフェンに対しても相当なデレっぷりを見せる等非常に可愛い彼女を見ることが出来ます。
また序盤から腹ペコキャラとして定着しており、
・人前で腹が鳴る
・アルフェンが手持ちの食糧を差し出すと即受け取る
・食事を平らげた傍からまた鳴る
・他メンバーが食事に手を付けていない場面でシオンの皿だけ完食済み
と食い意地が相当張っている描写が多々あります。また料理は苦手なものの物語が進むたびに飛躍的に上達。終盤では皆が驚く程の腕前を見せつけます。
②荊の呪い
作中のシオンは荊の呪いを解く可能性のある王の証「レナス=アルマ」を得ることを主な目的として動き、やや強引な方法や暴走がありながらも他メンバーの助けもあり着実にレナス=アルマに近づいています。
しかしヴォルラーンによって囚われ、荊の呪いの影響を受けなかったアルフェンの身体が戻ったことによりダメージが伝わることに。シオンは失意しヴォルラーンにより洗脳を施されることに。その後アルフェンや仲間の必死の呼びかけに応え洗脳から解け見事ヴォルラーンを倒すも、仲間との絆が深まれば深まる程彼女は真の目的との矛盾に苦悩していくこととなります。
彼女は300年前にアルフェンと共に招霊の儀を執り行った、レナ人の巫女であるネウィリ・アイメリスの子孫で、ネウェリが招霊の儀の遂行を拒絶した際に受けた闇の力が荊の呪いとなり、彼女もその力を色濃く残していました。そしてレネギスで実験体として扱われる事で自身の死を望むことに。ただ同じように死ぬのであれば〈荊〉を道連れに死んで世界を守ろうと思いダナに降り立つこととなりました。
終盤になって初めて自身の本当の目的と気持ちを伝えたシオンですが、アルフェン達は優しく受け止め彼女と共に進むことに。荊の呪いを解き生きることを目的にレナに向かうことになります。
③パーティーの要
戦闘では砲身の長い銃を使用した遠距離攻撃、更に治癒術を使える為パーティーの要となります。
爆弾を使い威力を上げた攻撃を与えるブラストスナイパーや、空中に浮く敵を叩き落すブーストアタックを用いての攻撃、更に火系(水系も一部使えます)の術技を駆使するなど攻撃面でも優秀ですが、何より特徴的なのが治癒術で、味方一人の状態異常を解除する「リカバー」、範囲内の味方を回復させる「ハートレスサークル」、消費CPは多いものの全体に降下が及び回復量が多く一気に立て直せる「リザレクション」、そして蘇生の「レイズデッド」と一通り揃っており、最初から最後までパーティーの要となってくれます。
ただ防御面にはやや不安がある為、如何に彼女から攻撃を逸らせるかが戦闘を楽にする方法であると言えるでしょう。
果たして荊の呪いからどう解放されていくのか、そして初めは同志だったアルフェンとの関係はどう変わっていくのか。本作の大きな魅力となっています。
では
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