今回は2022カタールW杯組み合わせ抽選会結果を楽しみなグループリーグの観点から書いていきます。
抽選会結果（グループE以外）
グループA
カタール（初登場）
エクアドル（2大会ぶり4回目）
セネガル（2大会連続3回目）
オランダ（2大会ぶり11回目）
グループB
イングランド（7大会連続16回目）
イラン（3大会連続6回目）
アメリカ（2大会ぶり11回目）
グループC
アルゼンチン（13大会連続18回目）
サウジアラビア（2大会連続6回目）
メキシコ（8大会連続17回目）
ポーランド（2大会連続9回目）
グループD
フランス（7大会連続16回目）
デンマーク（2大会連続6回目）
チュニジア（2大会連続6回目）
ペルー、オーストラリア、UAEの勝者
グループF
ベルギー（3大会連続14回目）
カナダ（9大会ぶり2回目）
モロッコ（2大会連続6回目）
クロアチア（3大会連続6回目）
グループG
ブラジル（22大会連続22回目）
セルビア（2大会連続13回目）
スイス（5大会連続12回目）
カメルーン（2大会ぶり8回目）
グループH
ポルトガル（6大会連続8回目）
ガーナ（2大会ぶり4回目）
ウルグアイ（4大会連続14回目）
韓国（10大会連続11回目）
全体的に見て所謂「死の組」は見当たらずかなり順当な抽選だったと言えます。ただ見ごたえのありそうなグループもあり、その中から3グループについて書いていきます。
①欧州組が加わる厳しいグループ
まずはグループBです。
このグループはタレント集団のイングランド、アメリカに加え、プレーオフで勝ち上がった欧州組が加わる厳しいグループとなっています。それでもイングランドの優位性は変わらないものの、プリシッチ（チェルシー）、デスト（バルセロナ）、マッケニー（ユベントス）アダムズ（ライプツィヒ）、レイナ（ドルトムント）等豊富なタレントを抱えている（機能させているとは言い難いですが）アメリカ代表には相当苦労すると考えられます。
後は欧州プレーオフで組織的も戦えるウクライナが勝ち上がってくると面白いです。
残り1チームのイランは正直厳しいかと思います。
②拮抗した試合展開が予想される
次はグループCです。
このグループはアルゼンチン、メキシコ、ポーランドの三つ巴の戦いが繰り広げられそうです。あくまで本命はコパ・アメリカを制したメッシ率いるアルゼンチンですが、メキシコは攻守共に組織的なサッカーを展開出来、ポーランドもレバンドフスキという飛び道具を生かしたカウンターが魅力的なチームです。
恐らく拮抗した試合展開が予想され、いかに各チームがサウジアラビア戦で取りこぼさないかが勝負になってくるでしょう。
③曲者揃い
最後はグループGです。
ブラジルが大本命は変わらないと思います。チッチ監督の元更に完成度を増したセレソンは明確な優勝候補に推せるチームで監督の修正力や柔軟性も十分、ここで躓くとは中々思えません。ただ対戦するチームはセルビア、スイス、カメルーンと曲者揃い。セルビアはポルトガルと同居した予選を見事に1位突破、3バックをベースとした組織的な守備とヴラホビッチという「飛び道具」を揃えている強豪チームです。また監督はJリーグでも選手・監督として活躍したストイコビッチ監督。個人的には一押しチームです。
そしてスイスはユーロではフランスを破り、W杯予選ではイタリアをプレーオフに追い込む確かな強さを持っています。特にゾマー要する守備陣は非常に硬く、豪華なブラジル攻撃陣でも崩すのは相当困難であると思います。
またカメルーンは延長後半ロスタイムの決勝ゴールで最も劇的にW杯を決めたチームで、相変わらず内紛癖はあるものの怖い一発は持ち合わせており、ハマれば怖い存在となりそうです。
他にもオランダがやや優勢ながらもどこが勝ち抜いてもおかしくないグループA、斜陽に入ってきているヨーロッパ2チームが苦しみそうなグループF等魅力的な組み合わせもあり、非常に楽しみなカタールW杯。これを機に日本代表以外の代表チームのファンになるきっかけになるといいですね。
では
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