今回は「ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーン」について書いていきたいと思います。
今回はシステム編です。
クリア時間 約80時間
初殿堂入りパーティー
①マイナーチェンジ版
前作「ポケットモンスターサン・ムーン」の「マイナーチェンジ版」として短いスパンで発売された作品ですが、中身は殆ど変わらずその前情報も「続編」を意識する者であったため発売当初はかなりの批判を受けた作品であります。(完全版商法とも言われています。)
さらにサン・ムーンからシステム面では大幅改善されたもののシナリオは逆に改悪された感があり総合的な評価自体はあまり高くなく、ポケモンの今後の在り方などが大きく問われる作品となりました。(その結果原点回帰&新しいファン層獲得の為にポケットモンスター、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイが発売されることとなります。)
舞台は「アローラ地方」で、自然豊かな4つの島と1つの人工島で構成されている地方となっています。モチーフはハワイで気候は温暖地域らしく人々は身軽な服を着ており、移民が多いことも特徴的な地方となっています。
またこれまでの「ジム戦」では無く、計7人いるキャプテンが課す「試練」、カプに選ばれ島を治めるしまキング・しまクイーンとの勝負「大試練」を行う「島巡り」を繰り返すことでトレーナーとしての腕を磨く形式となっており、従来のファンの方は新鮮な気持ちで臨むとともに、凶悪な「ぬしポケモン」に苦しめられることになるでしょう。
さらに今作からは「Zリング」と「Zクリスタル」を使って発動する必殺技「Zワザ」が登場し、よりバトルが火力偏重になることに。ただ「メガシンカ」を行うメガストーンは入手がクリア後になっており、旅では使う事は無いのでいかに「Zワザ」を効果的に使えるかが攻略のカギになるでしょう。
ストーリーでは「エピソードRR」が追加。過去作品の悪の組織のボスが伝説ポケモンを引っ提げて総出で戦いを挑んできます。
②劣悪な操作性
また様々な追加要素もあり特にミニゲームは充実しています。
そんな中強烈なインパクトを残したのは「ウルトラワープライド」。色が分かれたワープホールに入り、過去作の伝説ポケモン、そしてUBに出会う本作の目玉となるミニゲームですが、
・劣悪な操作性(初期設定のジャイロ操作ではとてもじゃないけどクリアできず、スライドパッドでの操作に変更出来るものの切り替え出来る情報は皆無)
・色が多すぎる(5色)上に伝説のポケモンに出会う可能性も高くない
・バージョンごとに出現するポケモンが分かれている
等が問題となっており、収集目的であれば「オメガルビー・アルファサファイア」で集めた方がかなり効率が良く、本作のみ持っていない場合以外はやり込む必要性は無いです。かなり大体的に宣伝されていただけに残念な所でした。
③フェアリータイプの支配
この世代の対戦環境はまさに「フェアリータイプの支配」であったと思います。
サン・ムーンから登場した「ミミッキュ」そして「カプ神」といった強力なフェアリータイプが環境を支配。「王」ガブリアスを完全に駆逐し、一気に環境のトップとなります。さらにメガシンカの仕様が変わった為、環境のトップであったガルーラが没落。
またドラゴンの減少によってこれまで抑えられてきた「じめん」タイプ(ドラゴンと共にこおり弱点)が浮上。特にランドロスは一気にトップまで上り詰めることとなります。
ただその環境は新参者にはきつく、新規ユーザーの獲得に苦労。さらにSwitchの人気が高まっていたことによりポケモンも新たなフェーズに入ることとなります。
では
【中古】ポケットモンスター ウルトラサンソフト:ニンテンドー3DSソフト/任天堂キャラクター・ゲーム
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【中古】ポケットモンスター ウルトラムーンソフト:ニンテンドー3DSソフト/任天堂キャラクター・ゲーム
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