ウィンターブレイクが明けたセリエA。両チームとも目標に近い好位置にいる為、勢いを付けたい所です。
ということで先日行われたACミランvsローマの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
主力の大半を欠くミランはセンターバックにカルルとガッビアを起用した守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するローマは守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はいきなり動きを見せます。テオの強烈なシュートにエイブラハムの腕がかすめたとされミランがPKを獲得し、ジルーが沈めミランが先制します。
更にローマのビルドアップを同サイド圧縮で嵌め機能不全にさせると、相手のパスミスを掻っ攫い最後はメシアスが沈め、早い段階でミランが2点のリードを奪います。
何とか立て直したいローマですが、ザニオーロのシュートはメニャンが見事なセーブ。それでもコーナーキックのこぼれ球からのシュートをエイブラハムが逸らし1点を返し、希望を残しながら前半を終えます。
後半
後半ローマは同点にすべく攻勢を強めますが、ミランはレオン、クルニッチを投入し試合の主導権を譲りません。ローマもクリスタンテ、ギャン、エル・シャーラウィを投入しますがカルスドルプが2枚目のイエローを貰ってしまい退場。すっかり勢いを無くしたローマはレオンに追加点を与え2点差に離されると、試合終了間際にはマンチーニが退場してしまいPKを与えてしまいます。
そのPKはルイ・パトリシオが見事に防ぐもそのまま試合終了、ローマは今後に不安を残す試合内容で後半戦初戦を落としました。
総評
ミランは主力を欠きながらも快勝と申し分ない結果をもたらしました。しかしこの日センターバックに起用されたカルル、ガッビアは判断ミスも目立ち決して盤石ではありませんでした。これを見てしまうとセンターバック補強は必要であると思います。
ただこの試合輝いたのはトナーリ。攻守で絶大な存在感を放ちケシエ不在を感じられないパフォーマンスを披露。今後もチームに欠かせない選手となってくれそうです。
反面ローマは前半の不出来が響きました。特にビルドアップはセンターバック間の距離、そしてサイドバックのポジションがバラバラで、ミランのプレスの前にミスを連発しました。何とか1点は返すものの決定機は偶発的な物が多く、不安定だったミランの守備陣を崩すには至りませんでした。ビルドアップの整備と決定機を作っていくデザイン、モウリーニョ監督の課題が露呈した形となってしまいました。
危機状況でも結果を残したミラン、そしてほぼフルメンバーで惨敗を喫したローマ。試合の入り方が大きく違った1戦となりました。
では
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