※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「トワ・ハーシェル」について書いていきたいと思います。
①頼りになる先輩
トールズ士官学院の二年生で学院の生徒会長を務め、外見は小柄で年下に見える(リィンも誤解していました)女性です。
ただ可愛らしい外見に反してそのポテンシャルは非常に高く、面倒見の良さやしっかり者であることから貴族・平民関係なく(彼女自身は平民出身です)人望は厚く、教官からも絶対的な信頼を置かれています。また判断力や情報処理能力など実務においても高い能力を示しており、多くの人々からその能力を称賛され様々な場所から引っ張りだこのようです。
両親は政治学と経済学の学者でありましたが彼女が幼い頃に飛行機事故で亡くなり、その後帝都で雑貨店を営む叔母マーサ夫婦に引き取られます。元々の地頭の良さに加えてコミュニケーション能力が高いのは、叔母夫婦の環境の良さのおかげであることが作中でも伺い知れることが出来ます。また叔母夫婦は彼女を軍事に進ませないために、奨学金も充実していたトールズ士官学院に入学させることになります。
このように隙がありそうで全く無い彼女ですが同級生のアンゼリカ、ジョルジュ、クロウの前では弱みやおっちょこちょいな部分を見せており、彼らに(色々な意味で)可愛がられています。
②敢えて辛い道に
初登場は「閃」で、リィンは彼女の手伝いを行うことで関係性が作られます。また帝都の夏至祭で「帝国解放戦線」のテロが起こった際に憲兵以上の的確な避難誘導を行い、クロスベルで行われた西ゼムリア通商会議の随行団の一員に抜擢されます。「碧・改」では「制服の少女」として登場して、「閃」と「碧」の時間軸を繋いでいます。
「閃Ⅱ」では内戦で自身も平民の為、士官学校を追われますが、クロウに囚われたリィンとアルフィンを救い出す為にカレイジャスに乗り込みます。その後アルゼイド子爵から軍帽を渡されて艦長を引き継ぎ、内戦終結に動きます。その時にオリヴァルトから魔導銃を託されており、銃の訓練をする一幕もあります。
内戦終戦後は各地の慈善事業施設を見て回っていましたが、「閃Ⅲ」では帝国の不安な動きに危惧してトールズ士官学院・第Ⅱ分校の主計科教官として赴任し、リィンの同僚となります。
「閃Ⅳ」では帝国軍に捕縛され、海都オルディスでプリシラ皇妃と共に監禁されていましたがリィン達にアンゼリカ共々救出され合流し、カレイジャスⅡにてオペレーションを務めます。また本編では両親の死の真相も知ることになります。
なおエンディングではチャイナドレス姿を披露しています。
「創」では引き続きき第Ⅱ分校教官を務めますが、他教官が己の道を進んでいることもあり将来的に何をするか思い悩むことになります。結果誘われていたNGOと主任教官を兼任する「敢えて辛い道」を選ぶことになります。
③絶体絶命な状況を救う「陣」
パーティーインは「閃Ⅱ」と「創」(「閃Ⅳ」はオーダーのみ)で、前述した魔導銃を使い戦闘します。
物理攻撃は心もとないもののアーツ攻撃は強力で、クラフトにも魔法攻撃&封魔付与の「流星撃」、仲間のHP、MPを回復させる「エナジーレイン」と有益な物はそろっていますが強力なのはオーダーの「九重陣」で、BPは重いものの12カウント&被ダメージ0.2倍&HP回復50%と効果は抜群で、絶体絶命な状況を救ったり、長期戦になる強敵相手に有能なオーダーです。
ただ物語が続くにつれて(特に「真・夢幻回廊」)速さ>防御になる為、出番はやや減っていく傾向になるのは残念な所です。
新作「黎の軌跡」での登場はないかと思いますが、もしかしたらNGOで働く彼女に会うかもしれませんね。
では
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