※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ガイウス・ウォーゼル」について書いていきたいと思います。
①風
エレボニア帝国北東方面に存在する異郷の地である「ノルド高原」からの留学生で、褐色の肌と恵まれた体躯をしている青年です。
トールズ士官学校に入ったのは、「導力革命」で将来的にノルドが脅威にさらされる可能性を七耀教会の巡回神父バルクホルンから教えて貰ったからであり、故郷を守る為&世界で何が起こっているかを知るためにゼクス中将に誘われて士官学校に入ることになりました。
落ち着いた性格をしており、温和な態度を崩さない為Ⅶ組の中では最も成熟した人物になっています。また帝国の風習や文化については知らない部分は多いものの本質を突いた発言もあり、Ⅶ組メンバーからの信頼は厚くメンバー間の関係も終始良好なものとなっています。
「なるほど…確かにラウラやユーシスの振る舞いを見れば、納得できる答えではある。だが、それでもやはり疑問には答えてもらっていない。伝統と家柄、気品と誇り高さ…それさえあれば先ほどのような言い方も許されるというものなのか?」
信仰心が厚く、ノルド高原が古来から進行している「風」を読む能力に長けていることもあって何かとセリフに風が入っており、やたら風を連呼する影の薄いクラスメイトという印象を持つプレイヤーも多いです。(トラブルを起こさないので専用イベントが少ないです。)
②守護騎士の一人に
初登場は「閃」で、ノルド高原での特別実習で自らの過去を話すこととなります。学校でパトリック達に絡まれた際も上記したセリフを発言し彼らを黙らせています。
「閃Ⅱ」ではノルドにアリサやミリアムと潜伏していましたがノルド、帝国を救う為にリィンと再び行動を共にし、内紛終結後はノルドに帰還します。
「閃Ⅲ」では長らく音信不通でありましたが6月でようやく連絡がつき、ブリオニア島にて再会を果たします。そして自身が士官学校卒業後の国境紛争で守護騎士の一人になったことを明かし、「黒キ聖杯」ではラウラやエマと共に「鋼の聖女」「火焔魔人」と対峙することになります。
「ああ――そういえばまだ名乗っていなかったか。第八位《絶空鳳翼》ガイウス・ウォーゼル――《吼天獅子》に代わりお相手する!」
「閃Ⅳ」では敗走を余儀なくされエリンの里で他のⅦ組同様意気消沈していましたが、新Ⅶ組の𠮟咤によりリィンを取り戻すべく行動。メルカバ捌号機を駆使してリィン奪還を援護したり、新Ⅶ組の機甲兵の運搬を手助けするなどの活躍を見せます。前日譚では同級生であり同じ美術部であったリンデと良い雰囲気になっています。
「創」ではリィンルートのノルド高原で加入。「真・夢幻回廊」では同僚であり先輩のワジと絡む場面が見られます。
③絶対遅延
戦闘では十字槍を使う物理アタッカーとしての運用が望ましいです。特にHPとDEFが高い壁役は適役で、風に制限があるオーブメントを利用して回避からのカウンターを狙う戦法も取ることが出来ます。
クラフトもバランスダウン効果を付与する「ゲイルストーム」や範囲が広く暗闇付加&駆動解除を与える「タービュランス」、DEF・ADFを下げる「ハンターウイング」そして自己強化の「真・黄金吼」等中々に有用な物を揃えていますが、最も特徴的なのは「絶対遅延」を付与する「吼天鳳翼衝」です。
このSクラフトは遅延に耐性を持つボスキャラでも関係なく遅延させるため、ピンチ時や畳みかける際に非常に有用なクラフトとなっています。また威力そのものも高い為、この技を使いこなせるかどうかが彼の使い易さの違いになってくると思います。
続編「黎の軌跡」では共和国が近いノルドに住んでいる&守護騎士であることから登場の可能性は高いかと思われます。しかしポジション的に「空」のジンと似ているだけに、、、期待はできないでしょうね。
では
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