今回は主要欧州リーグの2019~2020シーズン総括を書いていきたいと思います。
シーズン全試合を終了した注目していたチームについてのみなので大半抜けていますのであしからず。
リーグ 勝ち点33 9勝 6分 23敗 40得点 65失点 19位(降格)
カップ戦 3回戦敗退
主な加入選手
ルモール(←スポルティング)
ポソ(←セビージャ)
フェバス(←アルバセーテ)
久保(←レアルマドリード)
①力不足感が、、、。
「1部最低の戦力」マジョルカの戦前予想でした。大久保、家長、エトーが所属していた日本人には馴染みのあるクラブでしたが90年後半~00年前半での躍進は今や昔、今は2部が主戦場になりつつあります。
ビセンテ・モレーノ監督も2017年から指揮していて一貫性はあるものの1部での実績も乏しく実力は未知数で、不安しかないシーズンスタートでした。
案の上開幕から黒星が続き低迷します。特に守備面で不安定な所を見せ、力不足感が否めませんでした。
②中心となった日本人
そんな中レアルマドリードからレンタル移籍してきた久保も開幕から苦しい状況に立たされました。
「良いものは持っているが、現時点ではそれだけだ。」と監督から評され途中出場も多く、光るものは見せているがパスがほとんど要求通りに来ず、印象には残りにくい活躍しか見せられませんでした。単純な高さ、突破力が重視される戦術が取られていたのも逆風になっていました。
しかし徐々に周りから信頼を得ると、再開後はチームの中心として君臨。その技術の高さとサッカーIQの高さを見せつけました。レンタル元のレアルマドリード戦でも孤軍奮闘の活躍、インパクトを残しました。
しかしチーム力の劇的な向上には結びつかずチームは最終節を待たずに降格。ダニ・ロドリゲスやブディミルなど随所に好タレントを揃えながら組織整備に手間取っていたのが原因だったと思います。
③1部への返り咲き
1部残留が厳しくなった時には2部の戦いを見据えていた感はあります。実際ラファエル・オブラドール、ルカ・ロメロなどユース出身者が1部を少ない時間ながら経験しています。
特にルカ・ロメロはリーガ最年少デビューを果たして注目を浴びています。プレーはドリブル大好き少年でしたが、、、。
「1部への返り咲き」新シーズンの戦いはもう始まっています。
では