※ネタバレ有り
今回はとあるシリーズの登場人物「木原一族」についてアニメ版の範囲のみで、出来るだけ書いていきたいと思います。
①科学の副産物
学園都市暗部では有名な科学者の一族で、その頭脳で学園都市や科学の進歩に大きく貢献する正真正銘の「天才」です。一族全員で5000人ほど存在しており、その大半が学園都市の中核となる研究者として在籍しています。
作中では「木原」は科学に対しての副産物の一種で、「純粋な科学の一分野を悪用しようと思う時にその一分野に現れる実行者」が木原となると描写されており、直接血縁が無い物でも「木原」になることもあるようです。
ここまでは学園都市の発展に大きく貢献している科学者としか感じませんが、問題はその「手法」「信条」にあり、数多くの悲劇を巻き起こす元凶となります。
②目的のために手段を選ばない
木原一族は所謂「マッドサイエンティスト」で、実験に際し一切のブレーキを掛けず、実験体の限界を無視して壊すことが研究の第一歩であるという普通の人間が考えないような信条を掲げており、人格が破綻している人物が殆どです。
大半は学園都市の子供を「実験動物」として扱っており、いくら酷い状況に陥っても情の欠片も見せません。
ただその信条に見合った「対価」も得ており、能力を意図して暴走させる薬物「体晶」の開発や、垣根提督の能力(未元物質)を直接抽出し、作り上げた「Equ.ダークマター」を開発し第三次世界大戦で投入させています。(後に浜面により撃破されます)
これらの研究は倫理的には大問題はあるものの軍事的には一定の成果を挙げており、彼らの「目的のために手段を選ばない」木原だからこそ生み出したものであると言えます。
③科学側の暗躍者
作中では
・一方通行の能力を研究・把握して、思考を先読みした上でダメージを与える「木原神拳」を編み出した「木原数多」
・「乱雑開放」事件を起こしている昏睡状態の「置き去り」と春上を使って、レベル6を創造することを目的とした「テレスティーナ・木原・ライフライン」(幻生の孫娘)
・「神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの(SYSTEM)」を求め、絶対能力者進化(レベル6シフト)実験、「能力体結晶」の投与実験、「外装代脳(エクステリア)」とミサカネットワークを利用した御坂美琴を暴走等、様々な学園都市の闇に関係している「木原幻生」
が登場していますが、前述したようにまだまだ存在しており非人道的な実験が日々行われて「悲劇」が起きています。
今後も「科学側の暗躍者」として上条の前に立ち塞がってくるでしょう。
では
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