※ネタバレ有り
今回はとあるシリーズの「暗部組織」についてアニメ版の範囲のみで、出来るだけ書いていきたいと思います。
①暗殺あるいは破壊工作
最高水準の生活基準と科学技術を持つ学園都市の「闇」の部分を担う組織で、主に暗殺又は破壊工作といった表沙汰に出来ない任務を請け負う組織です。
その形態は様々で、高レベルの能力者を中心としたものから（グループやスクール）、傭兵等の部隊（猟犬部隊や迎電部隊）もあります。命令系統は主に、学園都市の統括理事会直下かアレイスター直下に分けられておりそれぞれの思惑により動いていき、任務をふりわけていきます。
また部隊によって「ランキング」が定められており、ランクが高ければ、相当な好待遇が待っているようです。（超電磁砲Ｔにて判明）
作中初めて現れたのは「禁書目録Ⅱ」で登場した、木原数多率いる「猟犬部隊（ハウンドドッグ）」で、その非情さや暗部組織としての怖さが分かる描写が多いです。
②暗部組織間抗争
しかしそのバランスを崩壊させる大事件が起こります。
垣根帝督率いる暗部組織「スクール」がアレイスターとの直接交渉権を得るため、「超微粒物体干渉吸着式マニピュレーター（ピンセット）」の強奪及び、「滞空回線（アンダーライン）」の捕獲、解析を目論み反乱を起こします。そしてほぼ同時に佐久辰彦率いる「ブロック」がアレイスターの居城「窓のないビル」の内部からの爆破するため反乱を起こします。
それを鎮圧するために一方通行率いる「グループ」、麦野沈利率いる「アイテム」、博士率いる「メンバー」が登用され暗部組織間抗争が引き起こります。
結果スクール、メンバー、ブロックは主要人物が潰されたことにより壊滅、アイテムは内部分裂により実質上の解散、グループはメンバーの目的が一致しなかったことにより活動を停止しています。
③解体と再構成
上記の抗争によりトップクラスの暗部組織が壊滅、解体されることにより、統括理事会の力関係や均衡を保っていたバランスが大きく崩れることとなります。そして「神の右席」による戦争の勃発の可能性が高まったことにより、抗争の生き残りによるメンバーでの再構成が考えられるようになります。
主に「アイテム」の絹旗最愛、「スクール」の心理定規（メジャーハート）等が参加し、新部隊を組織しますが、第三次世界大戦終戦時に一方通行が学園都市と交渉し暗部解体を締結した為、解散。メンバーは散り散りになることとなりました。
しかし解体された後も学園都市に対しての脅威は消えることはなく、内部には様々な火種が残っており秘密裏に組織される可能性も否定できないです。
続編では登場することはあるのでしょうか。
では
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