今回は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のMS「ヤクト・ドーガ」について書いていきたいと思います。
①ニュータイプ専用機
新生ネオ・ジオン軍の主力量産機ギラ・ドーガの発展型で、ニュータイプ専用機として開発したモビルスーツで、型式番号は「MSN-03」でサザビーの前の機体です。
アナハイム・エレクトロニクスのグラナダ工場が開発を担当しましたが、ギラ・ドーガがサイコミュの搭載を想定されていなかった機体であった為運動性に難がありましたが、新技術である「サイコフレーム」を採用することによって機体の軽量化と簡素化が進み完成に至りました。
②実戦投入されたのは2機のみ
しかし量産機をベースにニュータイプ専用機として強引にスペックを引き上げてしまった結果機体バランスは著しく損なわれ、シャアの要求を満たすことは無く専用機の「サザビー」の開発が進められました。その為実戦投入されたのはギュネイ専用機、クェス専用機の2機のみとなっています。
本機の特徴はショルダー・シールドに搭載された「ファンネル」で、作中では多大な戦果を挙げています。またファンネルはZZ時代に比べ大幅に稼働時間や運動性は格段に向上しており、サイコフレーム採用で追従性も上がっています。
また2体の違いもあり、ギュネイ機はエメラルドグリーンと金色を基調としたカラーリングで速射性が優れるビーム・アサルトライフルが搭載されており、クェス機は頭頂部にある大型アンテナがなく、赤と銀色を基調としたカラーリングで、高い攻撃力を誇るメガ・ガトリングガンを搭載しています。
③「袖付きへ」
作中ではギュネイ機は5thルナ落下作戦時に投入されアムロのリ・ガズィに苦戦するも作戦は成功。その後のアクシズ落下作戦時にも投入されます。
ラー・カイラムの核ミサイルを撃墜する等戦果を挙げますが、アムロのνガンダムに挑んだのが運の尽きで、最期はギュネイもろとも爆散して消失してしまいます。
一方クェス機は慣熟訓練後にルナツー占拠作戦で実戦参加し、クェスの父・アデナウアー・パラヤの乗る連邦軍のクラップ級巡洋艦のブリッジを破壊しますが、その際ミサイルによって右腕が破損してしまいクェスがα・アジールに搭乗することが決まった為、本機は残置・回収されました。
その後クェス機はネオ・ジオンの残党「袖付き」によって修復・改修され、メガラニカ周辺宙域戦に投入されていることが確認出来ます。ただ財政的な問題があり、腕はギラ・ドーガの物を流用しておりファンネルも使い捨てでは無くなっています。さらにカラーリングはライト・カーキとグレーを基調に変更され、より戦時に特化した物となっています。
では
【中古】トレーディングフィギュア ヤクトドーガ(ギュネイ機) 「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE17」
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【中古】トレーディングフィギュア ヤクトドーガ(クェス機) 「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE17」
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