今回は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のMS「サザビー」について書いていきたいと思います。
①正統なジオン系ニュータイプ専用機
サザビーは新生ネオ・ジオン軍がシャア・アズナブル専用機として開発させた機体で、全身が赤を基調としたカラーリングで彩られ、スカートアーマーには「C・D」(キャスバルorシャア・ダイクン)を表した文字が刻まれています。
機体設計には旧ネオ・ジオンの技術たちが集められ、メイン・スタッフを担ったアルレット・アルマージュが「大佐のわがままをなるべく叶えてあげたい」として設計され、製造はグラナダ市のアナハイム・エレクトロニクス社工場が用いられました。
そしてニュータイプ研究所所長ナナイ・ミゲルが構想した新型のサイコミュ・システム「サイコフレーム」を組み込むことで、宇宙世紀0093年にロールアウトしています。
形式番号は「MSN-04」で、サイコミュ高機動試験用ザク(MSN-01)ジオング(MSN-02)ヤクト・ドーガ(MSN-03)を経て開発された正統なジオン系ニュータイプ専用機であると言えます。
②高機動と長時間経戦能力を両立
サイコフレームの導入により軽量化され、軽量かつ高強度の新ガンダリウム系装甲の採用と相まって、余ったスペース各部に推進器が増設されています。
バックパックのスラスターは3基で初期型のリック・ドム1機分に相当する推進力を発生し、肩部にはフレキシブルショルダースラスター、機体全体に多数の姿勢制御用スラスターを装備しており、来機を越える高い機動性・運動性を誇ります。
また段左右に接続された2基のプロペラント・タンクによって最大戦闘出力時間が90秒以上延長されていることにより高機動と長時間経戦能力が両立されています。
武装も豊富で、6基搭載されているファンネルに加え、
・新機軸の火器「ビーム・ショット・ライフル」
・専用の接近戦用武装「ビーム・トマホーク 」
・腹部に装備された「メガ粒子砲」
等豊富で、νガンダムと比べた場合、攻撃力を重視した機体となっています。
そのスペックは同時期の機体とは比べ物にならなく、重武装はそのまま高機動と長時間経戦能力を両立した、ジオン系列機の集大成たる傑作機であると言えます。
③νガンダムに敗北
作中では5thルナ地球投下作戦にて登場しアムロのリ・ガズィを圧倒し作戦の成功を見届けることになります。
その後地球へのアクシズ降下作戦にも出撃。ロンド・ベルによる核ミサイル攻撃をファンネルを使って瞬時に撃破するなど高い能力を見せつけると、第三波では遂にアムロのνガンダムと対峙、ファンネル同士の応酬からのMS同士の格闘戦など壮絶な戦いを繰り広げます。
しかし左腕をνガンダムのビームサーベルにより破損し形勢が悪くなると、隙を突かれ背部から攻撃を喰らいアクシズの岩盤に激突。頭部のコックピット・コアが射出され捕縛され、敗北することとなりました。
その後νガンダムのサイコフレームに共振し「アクシズ・ショック」を起こすこととなりました。
では
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