今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
大型補強や昇格、新監督就任のチーム中心となっています。
第5回目は「エバートン」です。
主な加入選手(2020 9/12現在)
アラン(←ナポリ)
ハメス(←レアルマドリード)
ドゥクレ(←ワトフォード)
主な放出選手(2020 9/12現在)
べインズ(引退)
シディペ(→モナコ)
シュネデルラン(→ニース)
①名将2年目
アンチェロッティ監督2年目、昨シーズンは4-4-2で個々の役割をシンプル化することで低迷したチームを見事に立て直しました。特にカルバート・ルーウィンのブレイクは大幅なプラスで、リシャルリソン頼みの得点力不足を解消する重要なピースになりました。
反面イウォビは右サイドで主に起用され自慢のカットインは沈黙、上下動に奔走する頑張り屋さんに留まり、キーンはユベントス時代の勝利のメンタリティーをチームに落とし込むと豪語するも沈黙、オフザボールの拙さをを露呈される形になりました。
②愛弟子を呼び寄せる
今シーズンはナポリからアラン、レアルマドリードからハメスとアンチェロッティ監督の愛弟子を呼び寄せる形となりました。共にチームの主軸として活躍し監督のやり方は熟知しているのでチームにフィットするのも時間はかからないと思います。
またワトフォードからドゥクレを獲得、攻守同様にパワフルで2センター採用には打ってつけの人物です。またハメスと同様トップ下もこなせるためいいオプションとなってくれそうです。
③ビッグ6を突き崩せるか
今年の至上命題は「ビッグ6の突き崩し」です。昨シーズンはその最右翼とされていましたが見事に期待を裏切り、レスター、ウルブスの後塵を拝しました。その為より資金をかけ補強を行っているエバートンは形無しとなり、今年はよりプレッシャーはかかると思われます。
そしてライバルリヴァプールの近年の成功もあり、刺激されたチームは非常に熱いシーズンを送っていくと思われます。
何より猛者が集まるプレミアリーグで指揮を執るアンチェロッティ監督の手腕も期待出来る所です。
では