きちのうすめ雑記

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エバートンvsマンチェスターユナイテッド~土壇場での勝負強さ~【サッカー】

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リシャルリソンやコールマンの離脱で開幕当初の勢いを無くしているエバートンと、再びスールシャール監督の首が危うくなっているマンチェスターユナイテッドとの試合です。

 

ということで先日行われたエバートンvsマンチェスターユナイテッドの感想です。

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Getty Images

両チームのスタメン

エバートン

GK:ピックフォード
DF:コールマン、キーン、ホールゲイト、ディーニュ
MF:ドゥクレ、アラン、シグルドソン
FW:ベルナール、カルバート・ルーウィン、リシャルリソン

 

マンチェスターユナイテッド
GK:デ・ヘア
DF:ワン・ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ショー
MF:マタ、マクトミネイ、ブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、ラッシュフォード
FW:マルシア

 

エバートン 1-3 マンチェスターユナイテッド

ベルナール(前19)、ブルーノ・フェルナンデス(前25)(前32)カバーニ(後50)

 

①見事にスペースを上手く使われる形

エバートンはリシャルリソンが続いて出場停止、ハメスが復帰しシステムは4-5-1のブロック守備、攻撃時4-3-3を採用していました。一方マンチェスターユナイテッドは前回イスタンブール戦から2人を変えた4-2-3-1を採用してきました。

前半エバートンはハメスのサイドチェンジ、カルバート・ルーウィンのポストプレーからチャンスを作り出すとGKからのロングボールの落としをベルナールが決め先制点を入れます。一方ユナイテッドはエバートンの引かれた守備に苦労していましたが、ショーのクロスからブルーノの素晴らしい飛び出しで同点に追いつくと、ライン間で受けたラッシュフォードの展開からブルーノのクロスがそのままゴールイン。すかさず逆転します。エバートンは奪いどころが定まらず、見事にスペースを上手く使われる形となってしまいました。

 

②土壇場での勝負強さ

後半エバートンは攻勢に出ます。ディーニュ、コールマンの二人に積極的にインナーラップさせ攻撃の奥行を作りイウォビ、ジェンク・トスンを投入しますがビルドアップで嵌められ上手くボールを前に運べません。また押し上げが足りない為、サイドバックの攻撃参加が減りカルバート・ルーウィンが孤立。ゴールへの道筋が立てにくくなります。そしてカバーニ、ポグバを投入したユナイテッドにカウンターを決められ終戦エバートンはリーグ3連敗を喫し、ユナイテッドは再び土壇場での勝負強さを見せました。

 

③どうゴールへの道筋を作っていくか

エバートンはここに来て急失速。リシャルリソンの離脱が大きいのは確かですが、上位に食い込むためにはまずビルドアップの型を増やすことが先決だと思います。序盤で躍進しただけあり対応もされており、センターバックのビルドアップ能力もそれほど際立ったものはありません。どうゴールへの道筋を作っていくか、アンチェロッティ監督の手腕が問われます。

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一方マンチェスターユナイテッドはブルーノに救われました。この試合でも2得点1アシストと大活躍。「引いた守りを崩せない」前評判を崩すこととなりました。攻撃面は本当に彼次第です。またスールシャール監督の謎の勝負強さにはただただ驚くばかりです。上手く選手を乗せていったといった所でしょうか。

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このままエバートンがずるずる後退してしまうのか、今後も注目していきたいです。

 

では