きちのうすめ雑記

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2019~2020シーズン総括 レスターシティ~ポゼッションとカウンターの使い分け~【サッカー】

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今回は主要欧州リーグの2019~2020シーズン総括を書いていきたいと思います。

 

シーズン全試合を終了した注目していたチームについてのみなので大半抜けていますのであしからず。

 

第4回目はプレミアリーグの「レスターシティ」です。 

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Getty Images

リーグ 勝ち点62 18勝 8分 12敗 67得点 41失点 5位

カップ戦 FA杯 準決勝敗退

     リーグ杯 準決勝敗退

 

主な加入選手

ジャスティン(←ルートン)

プラート(←サンプドリア

アジョセ・ぺレス(←ニューカッスル

 

①ポゼッションとカウンターの使い分け

昨シーズン途中から就任したロジャース監督は、勢いがあった終盤戦そのままに今シーズン旋風を巻き起こしました。チルウェル、リカルド・ペレイラの両サイドバックの戦術理解力が違いとなったポゼッション、そしてヴァーディーのスピードを生かしたカウンターで勝ち点を積み重ね、再開前まではリヴァプール、シティに続く3位でした。

特にヴァーディーは適応が難しいとされたポゼッションサッカーに見事に適応、むやみに動き回らず制限することで逆に動き出しが精錬されるようになり、少ないスペースでもゴールに陥れる術を身に着けたような感じがします。

またソユンジュ、マディソン、バーンズ、ディディなど若い選手の活躍も見逃せなく、個々のキャラに合わせた魅力的なサッカーが展開されました。

kichitan.hatenablog.com

 

②主力依存と柔軟性

しかし再開後わずか2勝で急失速。結局チャンピオンズリーグ出場権には届かない結果となってしまいました。

原因は大きく分けて二つあると思います。

まず「主力依存」です。リカルド・ペレイラを皮切りにチルウェル、マディソンまでが離脱してしまいチームの機能性が大きく低下、ボールを失い痛いカウンターを喰らうことも少なくはありませんでした。

また戦術的な「柔軟性」にも問題があり、離脱者が多くなりポゼッションサッカーの適応者が少なくなってきたにも関わらず頑なに同じ戦術を繰り返していました。この戦術の幅の狭さが勝ち点を多く落としている要因でもあります。

 

③戦術のバリエーション

本来レスターは戦力的にこの順位は上出来で、来季再現できる確率は限りなく低いと思います。しかし的確な補強と戦術のバリエーションを増やすことが出来ると上位陣を脅かす存在には十分になり得ると思います。

しかしレスターには「ミラクル・レスター」の実績があります。来シーズンも不気味な存在になりそうなレスター。期待したいです。

 

では