※ネタばれ有
今回は英雄伝説 零の軌跡 evolutionについて書いていきたいと思います。
最終パーティー
ロイド エリィ ティオ ヨシュア クリアレベル42
①期待されない警察
今作は主人公達が前作シリーズの「遊撃士」から「警察」に立場を変えています。
人々から尊敬を集め様々な依頼が舞い込む遊撃士に比べて、警察は汚職まみれの議員・役員、マフィアの抗争もあり市民からの信頼を失っています。その中で信頼回復(点数稼ぎ)の為に作られた「特務支援課」で奮闘するロイド達の物語です。
メンバーも新米警察官で優秀な警察官の兄を持つロイド・バニングス。クロスベル市長の孫娘エリィ・マクダエル。警備隊を素行不良で半ばクビになったランディ・オルランド。魔導杖実戦テストの為にレマン自治州から配属されたティオ・プラトーと濃い面子が揃っています。今作、次回作の碧の軌跡は彼らの成長物語であるとも言えます。
②不安定な地域
舞台である「クロスベル自治州」は貿易、金融で発展、繁栄した都市ですが、反面国外ではエレボニア帝国とカルバード共和国の対立の板挟みになり、国内では汚職の横行やマフィアの支配など治安に不安がある地域となっています。
また「自治州」である為、国家主権を認められておらず「独立」を目指す人も少なからずいてそこからの混乱も治安の悪化に拍車をかけています。
貧富の差や差別意識は所々で表現されていますが極力製作陣が弱めている為世紀末状態だけは避けているようです。
③薬物事件
今作のメインストーリーは「薬物事件」です。前パートの「キーアとの出会い編」も中々ヘビーな内容ですがかなり薄められているので印象に残りにくいですがとうとうダイレクトに起こってしまいました。
薬物の横行を調べる特務支援課はその真の狙いはキーアであることが判明しますが、その追跡の最中で立ちはだかったのは薬物に侵されたかつての知り合いだったのです。彼らを救い尚且つキーアを無事守ることが出来るのか?特務支援課と遊撃士2人は大きな壁に挑んでいきます。
黒幕はまたもや意外な人物です。
次は印象に残ったキャラなどを書いていきたいと思います。
では