今回は阪神タイガースvsソフトバンク戦の感想を書いていきたいと思います。

阪神 3-0 ソフトバンク ○大竹 3勝1敗 岩崎 2敗14S
38勝 30敗 2分 236得点 161失点 1位
①あと1本が出ず初戦を落とす
先発は村上投手ですが、初回1アウト満塁のピンチを背負うと栗原選手のショートゴロの間に1点を先制されます。追いつきたい打線ですが、2回、4回のチャンスは村上投手に回る等中々得点には至りません。
それでも5回ノーアウト1,2塁のチャンスで森下、佐藤輝選手は倒れるも大山選手が同点となるタイムリーを放ち遂にソフトバンク先発モイネロ投手を捉えます。
しかしその後は得点ならず、2回以降立ち直り好投した村上投手に報いることが出来ず延長戦に入ります。
すると9回2アウト2塁のチャンスを逃すと、10回に3番手及川投手が石塚選手にタイムリーを許しそのまま終了。
あと1本が出ず初戦を落としました。
②2年越しのリベンジ、そして12球団勝利と投手陣の活躍が目立つ試合に
先発は大竹投手。初回打線はソフトバンク先発上沢投手の立ち上がりを攻め1アウト1,2塁のチャンスを作ると、佐藤輝選手のタイムリーで先制、そして1アウト満塁から小幡選手のタイムリーツーベースで2点を追加し3点をリードを奪います。
大竹投手は緩急絡めた投球で相手打者を翻弄。4回のピンチも見事に乗り切る等好投を披露しましたが、5回途中で指が痙攣したとして途中降板のアクシデントに見舞われます。
それでも続いた桐敷投手が三者連続三振で切り抜けると、7回は及川投手が圧巻の投球、そして8回はネルソン投手が連打でピンチを招くも「魔球」チェンジアップが冴え見事に抑えます。
打線はその後も追加点を奪えずにいますが、9回岩崎投手が2アウト1,3塁のピンチを迎えるもこちらも見事に切り抜けそのまま試合終了。
岩崎投手に2年越しのリベンジ、そして大竹投手の12球団勝利もあり、投手陣の活躍が目立つ試合になりました。
先発は伊原投手。序盤はソフトバンク先発松本晴投手との投げ合いとなるものの、4回に中野選手とヘルナンデス選手のエラーにより2アウト2,3塁のピンチを背負うと、ダウンズ選手に2点タイムリーを打たれ先制を許します。
それでもその裏2アウト1塁から佐藤輝選手のヒットを石塚選手が後ろにそらせた間にランナーが返りすかさず1点を返します。
しかし6回中野選手が津森投手に頭部死球を当てられ交代を余儀なくされると、7回にノーアウト1,3塁のチャンスを作るも、好調だった&3ボールだった坂本選手に与えられた役割はスクイズ。投手ゴロ(記録はバント)に終わると続く糸原選手はセンターフライに倒れ同点に追いつけず、8回には富田選手がダメ押しとなるタイムリーを打たれ勝負あり。
総評
毎回のようにやられているソフトバンク戦ですが、今年も負け越す事に。正直現状1勝出来れば良しとは思っていたものの、健闘していたので余計に悔しいものがあります。
野手では森下選手が現状どん底で、好調だった中野選手が頭部死球。暫く間はあるとは言え無理は出来ず、その後残像に悩まされる選手も多々。復帰しても好調のままだとは思わない方がいいでしょう。
そんな中下位の坂本、小幡選手が好調をキープ。共にチャンスを決め切るという意味では物足りなさはあるものの、チャンスメイクという意味では十分機能しているので、後は決め切れない6番、そして拙い攻撃の作戦面を修正出来るかが勝負になりそうです。
一方投手陣は先発は盤石で中継ぎもネルソン投手が結果を残しており、戦える頭数は何とか揃っている状況。特に桐敷投手が完全に戻ってくれたのは大きいです。
リーグ再開は神宮のヤクルト戦。何とか勝ち越して打線の完全復調に期待したい所です。
では
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