今回は2024年阪神タイガーズのハビー・ゲラ投手について書いていきたいと思います。
今シーズンの成績
59試合 1勝4敗31H14S 防御率1.55 WHIP1.00 58回 48三振 11四死球
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①中継ぎと守護神のダブルワーク
最速164㎞のストレートと曲がりの大きいスライダーを武器に阪神に入団したゲラ投手ですが、その前評判通り安定した投球を見せ無事開幕1軍に選出される事に。
その後中継ぎと守護神のダブルワークという「異例」とも言える起用法にも見事に応え、3,4月はヤクルト戦でプロ初となるセーブを挙げると7ホールド4セーブを記録する等中継ぎ陣の軸となっていきます。
しかし5月は制球が乱れ、四球が増え奪三振が減ってくると、6月4日の楽天戦で10回に登板し2失点を喫し敗戦投手に。流石に慣れない環境や役割を続けたことによる疲労が大きかったのか翌日登録抹消される事になります。
②キャリア初のシーズン完走
しかしその後再度1軍登録されると、20戦連続無失点記録を作る等、正に「無双」状態に。特にスライダーの制球が戻り自在に操れるようになってくると、その伝家の宝刀は難落不落の武器に。球速も160㎞を連発し相手を圧倒する投球を可能としました。
中盤からは守護神の役割は岩崎投手に大半を譲ることになりましたが、桐敷、石井投手と共に中継ぎ陣を支え、最終的には59試合に登板し防御率1.55、31ホールド、14セーブを記録。
申し分ない成績を残し、少しの抹消期間はあったもののキャリア初となる1軍でのシーズン完走を果たしました。
③来年も勝ちパターンの一角として
当然球団からは来季も契約を望み本人もその意気込みを帰国時に語っていましたが、晴れて12月3日に残留が決定。
来シーズンも勝ちパターンの一角としてセットアッパーは勿論の事、岩崎投手に有事があった際の守護神としての活躍が期待されます。
ただ現状ではスライダーとストレートの2球種中心の投球であり、欲を言うとシンカー系やフォーク系など落ちるボールが欲しい所。今シーズンの不振もスライダーの制球が乱れたことによるものが大きく、さらに他チームも研究を進めてくるので、来シーズンはいかに変化を加えていけるかが勝負になってくるでしょう。
マウンド上のポーカーフェイスと異なり熱い気持ちを1球に込めて相手を圧倒するピッチングを見せたゲラ投手。来シーズンの活躍も楽しみにしています。
では
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