序盤戦は躓いたものの公式戦8連勝と目下絶好調のアタランタと、こちらも序盤で躓くものの公式戦5勝2分と立ち直りを見せたミラン。好調同士のチームの対戦でいかに波に乗り続けられるか、注目の試合となっています。
ということで先日行われたセリエA第15節アタランタvsACミランの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
アタランタはマンマーク主体の3-4-1-2、対するミランはレオンを前残しにしてムサが最終ラインに吸収される形になる守備5-3-2の4-2-3-1を採用していました。
試合はミランが攻勢に出て、プリシッチとテオがチャンスを迎えるもカルネセッキのセーブやベッラノーヴァのブロックにより防がれます。
するとアタランタは深い場所のフリーキックを得ると、ファーに詰めたデ・ケテラーレが見事に頭で合わせ先制点を奪います。
その後もルックマンやデ・ケテラーレが3センターの脇でボールを受け中盤に攻めを促す等優位に試合を進め、ミランは勢いを失いかけます。
それでもテオのスルーパスに抜け出したレオンが折り返すと、モラタが見事に合わせ同点。ミランが試合を振出しに戻します。
ただその後もアタランタペースが続き、ミランはプリシッチが負傷交代。ただスコアを動かすには至らずそのまま前半を終えます。
後半
後半もアタランタの優勢は変わらず、ミランは様々な所でボールを受けられるプリシッチ不在の影響がモロに出て中々アタッキングサードにボールを送ることが出来ません。
しかしメニャンの活躍もあり同点のまま終盤に突入し、このまま引き分けに終わるかと思われた87分にコーナーキックからコラシナツがボールを逸らすと、ファーで詰めていたルックマンが詰め劇的な決勝弾。
そのまま試合は終了し、アタランタが難敵を退けクラブ記録に並ぶ公式戦9連勝を果たしました。
総評
アタランタは終了間際の劇的な得点で勝利。スコア的には僅差にはなったものの、内容的には完勝とも言えるもので、サイドに流れるプレーが得意な2トップが起点を作り続け攻撃が機能。
そしてそのご褒美か共にセットプレーの際にファーに飛び込んだことで得点。持ち前のマンマークもミランのビルドアップを阻害し続け試合を支配し続ける事に成功しました。
一方ミランは最後に被弾し公式戦8試合ぶりの敗北。ムサをウイングバック的に振舞わせレオンを前残しと大枠の対策は取ったとは思われますが、繋ぐことを意識し続けてビルドアップは停滞、さらに守備でも高い位置のプレスは機能不全で肝心のセットプレーでファーのケアを怠る等ディテールを詰め切れていない印象が強く、メニャンのセーブに救われた部分は大きいです。
特にセットプレーの守備の緩さは見逃せず、早急に改善しないと今後も弱みとなってきそうです。
相手の弱みを突き劇的な勝利を挙げたアタランタ。これで暫定首位に躍り出ており、今後の戦いぶりにも注目です。
では
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