今回は2025年前半の阪神タイガーズのジョン・デュプランティエ投手について書いていきたいと思います。
今シーズン前半の成績
14試合 6勝3敗 防御率1.37 WHIP0.81 85.2回 109三振 19四死球
①制球の安定と良き相棒を手に入れ
球持ちの良い奪三振能力を引っ提げNPBに乗り込んで来たデュプランティエ投手ですが、オープン戦でアピールを続け見事開幕先発ローテーション入りを果たします。
その要因はやはり制球の安定で、不用意な四球は殆ど無くゾーンで勝負出来ることに。坂本選手とのバッテリーも見事に嵌り(ヒーローインタビューで度々賞賛する程信頼関係が構築されています。)、開幕から素晴らしい投球を披露します。
それでも中々援護点に恵まれず勝ち星は付かなかったものの、5月3日のヤクルト戦で初勝利を記録すると、6月にはロッテ戦の完封試合を含む3勝(1敗)を記録し見事月間MVPに選出。その後7月のDeNA戦でも完封勝利を記録し、圧倒的な内容で前半6勝を記録する活躍を果たしました。、
②虎のドクターK
そんなデュプランティエ投手は前評判通りの奪三振能力を遺憾なく発揮。常時155㎞前後の伸びの良いストレートにカットボール、スライダー、ナックルカーブ、チェンジアップを織り交ぜ、相手を翻弄。特にナックルカーブは曲がり幅やブレーキング共に申し分なく空振り率20%を超える決め球になる等大きな武器となりました。
また当初は三振は取れていたものの球数が嵩み早い回でマウンドを降りることもありましたが、最近は坂本選手とペース配分を考えているのか打たせて取る場面が増えイニングも食えるように。特に前半は打たせて取り、後半戦に一気にギアを挙げ最終的に12奪三振を記録し完封したロッテ戦は圧巻ともいえる内容で、「虎のドクターK」と評されるのも頷けます。
③ぼちぼちいこか
ただ日本独特の蒸し暑さはやはり来日1年目の選手には辛いようで、ほぼ蒸し風呂のようなベルーナドーム、そして疲れがたまっていた巨人戦では苦しい投球に。(マウンドや審判との相性もあったようです。)幸いオールスター休みがあるので、この際に上手くリフレッシュして再び圧巻の投球を見せて欲しいです。
来日初年度にも関わらず即座に日本に適応しようし、結果素晴らしい投球を見せてくれているデュプランティエ投手。後半戦も「ぼちぼちいこか」の言葉通り、頭はクールに「奪三振ショー」を披露してくれることを期待しています。
では
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