今回は特定の「監督」にトラウマを植え付ける「○○キラー」について、その要因についても踏まえて書いていきます。
①謎の人気を得る
まずはクリスタルパレス所属の鎌田大地選手です。
鎌田選手は現在「エメリキラー」として有名で、所属しているプレミアリーグの他チームのアーセナルから謎の人気を得ていますが、その要因となったのは2019-2020シーズンに行われたヨーロッパリーググループリーグ第5節。
当時アーセナルはエメリ監督が指揮していたものの、このシーズンは余りにも内容と結果が伴っておらずこの試合前まで公式戦6戦未勝利と絶不調の状態。さらに入場者数も2006年以来最低を記録と、チームはサポーターにも見放されつつありました。
そんな中行われた試合で鎌田選手はアウェーの地で輝き、前半に先制されたものの後半10分にカットインして左足でシュートを決め同点に追いつくと、さらに19分にはペナルティエリア外から強烈なミドルを決め逆転。そのままフランクフルトが勝利し、27年ぶりの7戦未勝利となったアーセナルはその後エメリ監督の解任が決定。不人気であった監督の解任によりアーセナルファンから人気を得ることとなりました。
そして時は過ぎ今シーズンアストンビラの監督として指揮を執り名誉を回復したエメリ監督でしたが、再び鎌田選手にやられる事に。リーグカップで途中出場した鎌田選手は相手の同点弾のきっかけを作ってしまうものの、相手パスをカットするとペナルティエリア外からミドルシュートを決め逆転弾を挙げ、チームはこのまま勝利。再びエメリ監督に悪夢を見せることになりました。
②指揮官の運命を変えた2ゴール
日本代表のファンなら誰もが知っている通り彼は「フリックキラー」として有名。
稀代の戦術家としてドイツ代表を指揮し迎えた2022W杯。初戦の日本戦は前半にギュンドアンのPKで先制点を奪われるも、後半に戦い方を変えると堂安のゴールで同点に。そして迎えた後半38分、板倉のロングパスに抜け出した浅野選手が「名手」ノイアー選手のニアをぶち抜く強烈なシュートを決め見事逆転。金星を挙げると、調子を崩されたドイツ代表はまさかの2大会連続のグループリーグ敗退を喫する事となりました。
そしてリターンマッチとなった2023年9月の一戦で浅野選手は再び輝くことに。後半から投入された浅野選手は後半45分にカウンターから久保のパスをゴールに流し込み、トドメとなる3点目を挙げ、4-1の大勝に貢献。
その後フリック監督はドイツ代表監督を解任され浅野選手の2ゴールが彼の運命を大きく変えたと言えます。
因みに今シーズン、フリック監督はバルセロナの監督として、浅野選手はマジョルカの選手としてラ・リーガに参戦。現在浅野選手は怪我で離脱中ですが、試合は12月と来年4月に開催予定。十分出場の可能性はあり、スペインの地でキラーぶりを発揮されるか注目です。
③「欧州狩りのモリ」の異名が
最後は「欧州監督キラー」森保監督です。
現日本代表の森保監督ですが、こちらは欧州の代表監督にとって見過ごせない存在に。
まず2022年カタールW杯では勝利したスペイン代表のルイス・エンリケ監督が退任。この出来事自体はスペインがベスト16で姿を消したのが直接的な要因でそこまで話題にはならなかったものの、翌年組まれた欧州遠征で、前述した浅野選手の活躍もありドイツ代表を破るとフリック監督が解任、そして続くトルコ戦で4-2とこれまた圧勝するとかクンツ監督が解任。立て続けに日本代表と戦って敗北した欧州の代表監督が解任されたことからいつしか「欧州狩りのモリ」の異名が付くことに。
しかしその後は欧州との戦いは無くその牙をむくことはないかと思われましたが、先日行われたサウジアラビア戦で勝利したことでイタリア屈指の名将と評されているマンチーニ監督が解任の憂き目に。
流石にこじつけが過ぎるものの、これ程まで取り上げられるまでに日本が力を付けていたのは確か。W杯本選に進んだ際には再び話題となりそうです。
では
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