今回はクリスタルパレス移籍が決定した鎌田大地選手について書いていきたいと思います。
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①再び恩師の元に
昨シーズンのラツィオではトゥドール監督就任がきっかけでレギュラーとして起用され、信頼を得た鎌田選手もその期待に応える形で素晴らしいプレーを披露していました。
結果ラツィオは前半の遅れを取り戻し7位まで順位を上がりEL出場権を得ることになりますが、鎌田選手側は契約を更新せず。クラブは代理人が追加で報酬を要求したと発言し交渉決裂を選手側の原因としていますが、ラツィオのロティート会長の性質やこれまでの動きを追っていると正直何とも言えず、ただ縁が無かっただけかなとは思います。
そして次の移籍先に注目が集まりましたが、浮上したのは「恩師」グラスナー監督率いるクリスタルパレス。昨シーズン監督交代をきっかけに急浮上し降格圏から見事10位になったクラブですが、その結果はさることながら何より内容が注目され、リヴァプール、ニューカッスル、マンチェスターユナイテッド、アストンビラとチャンピオンズリーグ出場権を争っていた上位チームを次々と撃破したその戦いぶりは爽快そのもの。来シーズンの戦いぶりが注目されているチームとなっています。
フランクフルト時代にはヨーロッパリーグも制したグラスナー監督。その際に主力だった鎌田選手が再び恩師の元に戻ることとなりました。
②世界最高峰のリーグでも通用するその技術と判断力
そして気になるのは鎌田選手のポジションですが、フランクフルト時代同様両シャドーとボランチを兼任する形になると考えられますが、可能性があるのは両シャドー。
現状ボランチにはウォートン、レルマ、ヒューズに併せて怪我をするまでは最高のプレーをしていたドゥクレが在籍しており、中々ポジション争いには食い込めない状態。
対してシャドーはオリーセがバイエルンに移籍し、エゼ、アイェウはいるもののフランサやラク・サキはまだまだ未知数で層が薄い状況。まだまだ移籍市場は閉まっておらずどのような動きがあるのかはわかりませんが、その技術と判断力は世界最高峰のプレミアリーグでも十分通用すると思われる為、レギュラーとしての活躍が期待されます。
③仮に恩師がチームが去ってしまうと
ただ不安な点もあり、まずリーグは勿論の事クラブに早急にフィットする事が求められます。鎌田選手はコミュニケーションを積極的に取れず、チームの空気感に馴染みにくいという特徴があり、特に長谷部選手のような同郷の先輩がいないラツィオではそれが顕著になってしまっていました。
クリスタルパレスでも同郷はおらずラツィオと同じ状況。グラスナー監督という最大の理解者はいるものの、本人も早急にフィットする事が求められます。
またクリスタルパレスは元々若手を育てて売るクラブであり、27歳の鎌田選手を獲得したのは偏にグラスナー監督からのリクエストがあったからだと思われます。その為仮に恩師が去ってしまうと一気に構想外に追いやられる可能性が高く、彼が活躍するか、試合に出られるかどうかは指揮官によるものが大きいでしょう。
前述したようにかなり大きな賭けとなっている今回クリスタルパレス移籍。鎌田選手はこのチャンスを掴むことが出来るのか、注目です。
では
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