※ネタバレ有り
今回はペルソナ3リロードの「タカヤ・ジン」について書いていきます。
①死こそが救い
まずは「タカヤ」です。
謎のペルソナ使い3人組「ストレガ」のリーダーで、灰色の髪、金色の瞳、両腕にタトゥーを彫った白い肌と無精ひげが特徴の少年(キリストに似ています)。
影時間を「ペルソナ使いの領域である」と認識しており、その象徴であるタルタロスを含め肯定する立場にあり、タルタロスを消滅させたい主人公達と対立する事に。
「本当は、分かっているんでしょう…?あなた方は影時間を消したい訳じゃない…」
「そうする事で、自分の中の何かを消した気になりたいだけなのですよ。」
当初は影時間を利用した「復讐代行屋」として暗躍するも、終盤には「ニュクス教」と呼ばれるカルト宗教を組織。「異形のカリスマ」と称されて雑誌の取材を受ける等表舞台に出ることになります。
「過去に捕らわれず、未来を望まず、今この瞬間だけを生きる」という刹那的・虚無的で、「死こそが救い」という極端な思想をしてますが、それは自身が桐条によって人工的にペルソナ能力を付与された実験体の生き残り(失敗作とされています。)であり、自身のペルソナに殺されない為にペルソナ制御剤を使用するもその副作用で寿命が減っていることが大きく影響しています。
「私は気付いた時には未来を奪われ、望まぬ力を負わされていました…」
「しかし故に知ったのです…未来などという無形のものを思うことは妄想に過ぎぬと。」
「"今"という刹那に最高の輝きを求め、それを重ねる事で、魂は満たされるのです。」
「だから私達は求めた…今を最も輝かせる"最大の祝祭"をね。」
因みに使用武器は銃ですが通常彼の体格では反動に耐えられない強力な物を扱っており、その身体能力には謎が残っています。
所持ペルソナは「ヒュプノス」。ニュクスの息子であり、死神タナトスの弟、そして夢の神モルペウスの父として位置する神話における「眠り」を司る神で、神経細胞のような翼でつりさげられた白い人間という痛々しい姿をしています。
習得スキルは各属性スキルに併せて「メギドラオン」等も使用。味方の弱点を突く豊富なスキルに併せて、全体に特大ダメージを与えつつ敵全体のSPを残り1にして、確率で恐怖を付与するテウルギアも使用。更に弱点も無く、ジンと組んだ際にはシフトも使用する等非常に手強い相手となっています。
②チームの参謀役
次は「ジン」です。
タカヤと同様「ストレガ」の一員でチームの参謀役。オレンジの色が入ったメガネと、黒のラインが入ったジャケットが特徴的な、関西弁を話す少年です。
過去助けてもらったことがあるらしく、リーダーであるタカヤを崇拝。タカヤ・チドリと同様桐条グループ・エルゴノミクス研究所において作られた人工ペルソナ使いの生き残りで、ペルソナ制御剤を使用しその副作用で寿命が減っています。
「タカヤは、わしをその闇から連れ出して、教えてくれたんや…」
「過去に捕われず、未来を望まず、今この瞬間だけを生きる…」
「桐条の事なんかは、正直もうどうでもええ。」
「けど…タカヤの望みだけは…叶ってもらわな…!」
武器は手製の火炎手榴弾で、戦闘でも用いて混乱やバフ解除を付与させタカヤのサポートを行います。
所持ペルソナは「モロス」。ギリシャ神話の夜の女神ニュクスの子である運命と死を司る破滅の神とされています。独楽が3つ重なったような外見をしていており、作中でも屈指の奇抜な姿をしていますが、覚えるスキルは雷属性に併せて、「メギドラオン」や「ゴッドハンド」等凶悪。ジン自身のスキルも併せて強大な敵としてパーティーに立ち塞がっていきます。
過酷な運命を辿ったストレガの3人。タカヤとジンは最終戦の末死亡し、チドリは場合によっては生き残るものの記憶喪失に。何とも切ない結末となってしまいました。
では
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