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伊藤洋輝~正確なフィードと高い対人守備~【特集】

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今回はバイエルン移籍が決まった伊藤洋輝選手について書いていきたいと思います。

バイエルン・ミュンヘン

経歴

伊藤洋選手はジュビロ磐田の下部組織に入団後、2018年にトップチームデビュー。2019年は名古屋グランパスにレンタル移籍するも、翌年に磐田に復帰。

元々ボランチではあったもののセンターバックとして起用され、レギュラーとして活躍します。

するとその活躍とポテンシャルを見込まれ、かつて香川をドルトムントに連れてきたミスリンタートの手引きもありシュツットガルドに移籍。当初はBチームでプレーする予定だったものの当時のマタラッツォ監督からその能力を高く評価され、初年度からレギュラーとして起用され最終的に29試合に出場します。

そして翌年に完全移籍を勝ち取り徐々に主軸になってくると、昨シーズンはディフェンスラインの中心選手としてプレーしチームの2位躍進に大きく貢献。

kichitan.hatenablog.com

 

すると活躍を評価したバイエルン・ミュンヘンが3000万€で獲得。新シーズンを世界最高峰のクラブの一員として迎えることとなりました。

 

①正確なフィードと高い対人守備

伊藤洋選手の特長は「正確なフィードと高い対人守備」です。

左足の精度が非常に高く、ショートパスは勿論の事対角線に送るフィードは受け手の足元にピンポイントに送り届けられます。またレフティーにありがちな右足の精度不足もロングパス以外は殆ど見られず、そん色なく使えると言えるレベルです。

またスピード、高さ、ボディコンタクト全てが揃っている為非常に対人守備能力が高く、フィジカル型のアタッカーは勿論の事、スピード型のアタッカーにも難なく対応出ます。その為相対的にフィジカル面が弱いとされる日本人センターバックの中では異色とされる選手です。

 

②判断力と統率力

反面判断力と統率力には課題があり、多くの選択肢を与えた(役割が明確でない)状態では厳しい場所にパスを出したり迂闊に突っ込んでしまう場面が見受けられます。

また統率力も決して高い方では無く、不可欠な声出しも少ない状況。

その為前述した問題が起こりやすく、尚且つ苦手な高い位置でのプレーを強いられている日本代表では持ち味を発揮出来ず、消極的なプレーを行う事に。シュツットガルドとは別人のようなパフォーマンスに終始してしまっており、非常に勿体ない所です。

kichitan.hatenablog.com

 

③新指揮官がどう起用するか

バイエルンでは今シーズンからコンパニ監督が就任。グアルディオラ監督に大きく影響されており、しっかり後ろからビルドアップを作るスタイルを用いている為、両足を使えパス精度が高い伊藤洋選手は十分活躍出来るとは思います。

ただ気になるのはその役割。センターバックでは獲得が噂されるターや右センターバックを得意としているデリフトと組ませる事、そしてサイドバックに起用された際には3バックの一角としてビルドアップに参加(偽サイドバックは現時点では難しいと思います。)すると機能すると思いますが、タイプが似ているウパメカノやキム・ミンジェと組ませてしまうと昨シーズンのバイエルンのようになってしまうのが濃厚。

kichitan.hatenablog.com

 

かなり得手不得手がはっきりしている選手なのでコンパニ監督が新シーズンどのように伊藤洋選手を起用するのか、注目です。

 

いずれにしても所謂メガクラブに日本人センターバックが在籍、しかもレギュラークラスでの待遇と数年前から考えられない状況が起こっている日本サッカー界。改めて選手の個の質の高さが証明された移籍劇となりました。

 

では

 

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