今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、躍進するクラブについて書いていきたいと思います。
4回目は「シュツットガルト」です。
過去記事はコチラ↓↓
主な布陣&選手
①エースの離脱を見事に埋める活躍
開幕から8戦7勝と見事なスタートダッシュを切ったシュツットガルドですが、8節に開幕から14ゴールを積み重ねていたギラシが負傷離脱するとその後2試合を連敗し、その勢いは完全に削がれたと思われました。
しかし11節に彼の代役であったウンダブ、そして復帰し途中出場したギラシのゴールでドルトムントに逆転勝ちを収めるとその後3連勝を果たし見事に復調。その後も開幕当初の勢いは失うも、大型連覇をしない粘り強い戦いで見事3位に付けています。
その中で驚異的な活躍を見せているのはウンダブ。その身体能力の高さを生かしてギラシが離脱した以降11ゴールと大ブレイクし、エースの離脱を見事に埋める活躍。エースが復帰後も継続してレギュラーとして起用されており、新たな得点源として期待されています。
②バランスが取れた組織力を武器に
また昨シーズン途中から指揮を執り、チームを昇格プレーオフ圏の順位に押し上げ土壇場で降格から救ったヘーネス監督の手腕によるものも大きく、4-2-3-1をベースとしながら相手によって戦い方を変え5バックも度々採用する等柔軟性の高さに加え、何より選手の見極めが良く、彼らの良さを上手く引き出す起用法を行っています。
特にギラシは彼の就任後にその才能を開花させたと言っても過言では無く、フューリッヒもチャンスメイカーだけではなくスコアラーとしても活躍。ここまで6ゴールを挙げ躍進の立役者となっています。
また守備も個々はそれ程傑出した選手はおらずオフには幾度となくピンチの芽を摘み取っていた遠藤が移籍したものの、運動量と献身性を武器に非常にバランスの取れた守備組織を構成。特にアントン、スティラー、カラゾール、伊藤が守る中央部は中々崩れない組織力を誇っており、現在リーグ3位の失点数。
バランスの取れた守備組織と個を生かしたカウンターがチームの大きな武器となっており、指揮官のチーム作りの上手さが見えます。
③2009-2010シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権も
現状5位ライプツィヒとの勝ち点差は7まで広がっており、2009-2010シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得も現実的であると言えます。
正直上位陣よりも選手層は薄く、中心選手の怪我等で瓦解してしまう可能性は捨てきれないものの、出場権を争うライプツィヒ、ドルトムントは不安定な戦いに終始しており、ライバルの不振も大きな追い風となってきそうです。
90年代後半から2010年代前半まで当たり前のように上位に食い込み、欧州カップ戦常連だったものの近年は中位に食い込むのが精一杯だったシュツットガルト。名門復活の狼煙を上げる為にも満足出来るシーズンにして欲しいです。
では
シュツットガルト 1992 ホーム 半袖 ユニフォーム 復刻モデル(正規品/メール便可)
|
シュツットガルト 1980 ホーム 半袖 ユニフォーム 復刻モデル(正規品/メール便可)
|