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UEFA EUROヒストリー ~2016年 ポルトガル代表~【サッカー】

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今回はUEFA EUROヒストリーを書いていきたいと思います。


9回目は「2016年 ポルトガル代表」です。

Getty Images

主な選手&布陣

 

①タレント不足が顕著に

2014年W杯でまさかのグループリーグ敗退を喫したポルトガル代表は、ユーロ予選1戦目に敗北して解任されたベント監督の契約を解除。同大会でギリシャ代表を初の決勝トーナメント進出に導き、ポルトガルリーグ3強の監督も歴任したフェルナンド・サントス監督を招聘しました。

当時のポルトガル代表は2000年代の黄金期が過ぎ、タレント不足が顕著にレアルマドリードの主力であったクリスティアーノ・ロナウド、ペペはピークを迎えているも周りを固めるタレントはいずれも小粒に。特に攻撃はロナウド依存が明らかで予選で苦戦することが珍しくありませんでした。

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しかし予選は初戦以外は全勝を果たし無事本選突破。ただ大会の本命は開催国であるフランスに続き、前回優勝国のスペイン、W杯制覇国であるドイツ、若い選手が次々と台頭しているイングランド、欧州屈指のタレント集団ベルギー。

ポルトガル代表はダークホースと評されました。

 

②大黒柱と新星の活躍

そして本選に入るとチームはアイスランドオーストリアハンガリー比較的戦いやすいグループに組み込まれながら苦戦。特に攻撃は2トップの一角に配されたロナウドはコンディション不良やハードマークに苦しみ沈黙、そして守備でもハイラインであるが故にカウンターに苦しむ等戦い方が嵌らず不安定さを露呈します。

グループリーグ3戦目でやっとロナウドが2得点を挙げるも3失点を喫しドロー。結果各組3位内での得失点差で辛うじて決勝トーナメントに進出する等期待以上のものを見せることは出来ませんでした。

しかし決勝トーナメントではこれまでのハイラインからラインを下げロングカウンターを狙う戦い方にシフトチェンジ。すると決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では延長まで持ち込まれるもクァレスマのゴールで勝ち進むと、準々決勝のポーランド戦ではクロアチア戦で活躍しレギュラーとして起用された「新星」レナト・サンチェスの同点ゴールもありPK戦の末勝利。

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そして勢いに乗るウェールズとの準決勝はロナウドとナニのゴールで勝ち進み、あれよあれよと決勝に。爆発は無いもののマークを一身に引き受けリーダーシップも発揮した「大黒柱」ロナウド、圧倒的な推進力を持ち違いを生みだしたレナト・サンチェスの活躍もあり予想外とも言える決勝に進出します。

しかし相手は開催国のフランス。アウェーな上に過去41年間で10連敗中と相性も最悪。ポルトガル極めて不利な状況で決勝を戦うことになります。

 

③近年一番期待されていなかったメンバーで初優勝

そして試合が始まると早々にロナウドが負傷。暫くプレーの意思を示すも前半25分で無念の途中交代となります。大黒柱を失ったチームはフランスに猛攻を受ける事になりますが、ペペ、ルイ・パトリシオを中心とした守備陣が粘りの守備を見せ得点を許さず試合は延長戦にもつれ込みます。

そして負傷したロナウド監督と肩を並べて激を飛ばす中(本来はダメですが、、、。)、延長後半4分にロナウドに鼓舞され途中出場したエデルが攻めつかれたフランスの隙を突き決勝ゴールを挙げそのまま勝利。

かつてタレントを揃えながらも大舞台でのタイトルには届かなかったポルトガルは、近年一番期待されていなかったメンバーで初優勝

稀代のスーパースター、ロナウドを欠いて尚団結力を見せたチームは間違いなく優勝に相応しい強さを見せたと言えるでしょう。

 

では

 

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