※ネタバレ有り
今回は名探偵コナンの「警察組織」について書いていきたいと思います。
①警視庁
まず最も関連性が高い警視庁です。警視庁とは東京都公安委員会の管理の下、警視総監がその事務を統括する組織で、法律上では「都警察の本部」として警視庁を置いているようです。つまり「東京都」の警察組織ということです。
コナン達が主に絡む目暮警部率いるチームは主に警視庁に所属しており、その上司には
・刑事部捜査一課警視の黒田兵衛
がいます。ただ松本警視正は黒の組織のメンバーに捕縛され一時期とってかわられ、黒田警視はコードネーム「ラム」の一員では無いかと推理されるなど、全面的に頼るには至らない人物ではあります。
「高度3万メートルを通過した。ああ、分かった。ぬかるなよ・・・(バーボン)。」
また
・刑事部捜査二課知能犯捜査係にはキッドを追い続ける中森警部
・交通部交通執行課には宮本警部補
・公安部には風見警部補
等、度々登場する人物も所属しています。
②都道府県警察
次は東京都以外の都道府県警察です。まず服部平次&遠山和葉の両親である服部平蔵警視監、遠山銀司郎警視長は共に登場することは多いですが、コナンや平次を子供と断じているためあまり積極的な協力をすることはありません。むしろ平次の性格を利用して犯人逮捕に繋げる等したたかな部分が散見しており、一枚上手感が強いです。
反面かなり協力的なのは長野県警です。登場してくる大和敢助警部、諸伏高明警部、上原由衣刑事は直接コナンや平次が事件を解決したこともあり、かなり友好的です。(ただ第557話「危険な二人連れ」では殺人犯と勘違いされましたが、、、)
また
・静岡県警の自称「毛利探偵の一番弟子」横溝参悟警部
・神奈川県警の兄とは違い疑い深い横溝重悟警部
・京都府警のいつもリスを連れている「変わり者」綾小路文麿警部
等個性豊かな刑事達が物語を彩っています。
③日本の「行政機関」の一つ
最後は警察庁です。警察庁は日本の「行政機関」の一つで、警察制度の企画立案、警察の活動の調整等、警視庁を指揮・管理する組織です。
今の所警察庁は警備局警備企画課(公安)に所属している安室透のみですが、警視庁を駆り出したり指揮したりする等その能力と地位の高さが伺い知れます。
ただ行政機関なので秘密裏に動くことも多く、安室関連で登場するしかないのがネックで今後の活躍は限定的なものになりそうです。
一つ「警察」といっても役割は様々で仕事は多岐に渡ります。コナンでそのことを知れただけでも見る甲斐はありました。
では
名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story(上) (少年サンデーコミックス) [ 青山 剛昌 ]
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名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story(下) (少年サンデーコミックス) [ 青山 剛昌 ]
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