今回はシャビ・アロンソ監督のレバークーゼン残留について書いていきます。
①自身が作り上げたチームで欧州最高峰の戦いに
現在2位バイエルンに13ポイント差で首位に立ち、さらに無敗。そしてヨーロッパリーグやDFBポカールでも準決勝に勝ち進んでおり3冠の可能性を残しているレバークーゼン。
その指揮官であるシャビ・アロンソ監督はその戦いぶりを評価され、シーズン終了後にリヴァプールやバイエルンの指揮官に就くのではないのかという声が囁かれていました。
しかし3月29日にシャビ・アロンソ監督は「ここが適切で正しい場所」と残留を宣言。改めて3冠への挑戦と、来シーズン自身が作り上げたチームで欧州最高峰の戦い(チャンピオンズリーグ)に臨む事となりました。
②目論見が外れた2チームの選択
そんな中目論見が外れた2チームの選択が注目されています。
まずはリヴァプールはスポルティングのアモリム監督が最有力ターゲットとして見られているようで、そのディテールに拘る仕事ぶりは国内外でも評価されています。
そしてもう一人のターゲットであるブライトンを率いるデ・ゼルビ監督はロマン溢れるビルドアップがピックアップされるものの守備組織の構築に定評のある監督で、特にハイプレスの連動性は非常に高いものがあります。
ただデ・ゼルビ監督招聘はバルセロナ等競合が多く、しかも残留が既定路線。アモリム監督招聘が現実的な選択肢であると言えます。
そしてバイエルンは「本命」でありリヴァプールを一歩リードしていたとも報道されていた為、後任監督の目途が立たない状態。元監督であるフリック氏やナーゲルスマン監督就任の話が浮上したと思えば、ジダン氏(元レアルマドリード監督)やラングニック監督(現オーストリア代表監督)の名も。さらにリヴァプールと対抗させたいのか前述したアモリム監督やデ・ゼルビ監督の名も挙がっている等混迷を極めています。
いずれにしても現在のバイエルンの監督は極めて困難な仕事の内の一つなので、その動向には注目です。
③非常に楽しみな来シーズンに
ただ反面シャビ・アロンソ監督が対バイエルンの対抗馬になってくれたことで、リーグも盛り上がり、これまで1強リーグと呼ばれ順位でのエンターテインメント性に乏しかったブンデスリーガの来シーズンは非常に楽しみなものとなってきそうです。
特に面白いのは彼に「振られた」バイエルン戦とリヴァプール戦。両チームの監督は否応なく彼と比べられる為、プライドが懸かった熱戦となりそうです。
かつてクロップ監督率いたドルトムントはバイエルンに「白旗」を上げさせたことで話題となり、帝国支配に楔を打ちました。このシャビ・アロンソ監督のレバークーゼンはかつての名将のようにライバルクラブを屈服させ、世界的名称に上り詰める事が出来るのか、注目です。
では
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