※ネタバレ有り
今回は「スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE」について書いていきます。
クリア時間 約38時間
クリアレベル 87
イセリアクイーン撃破時間 約45時間
イセリアクイーン撃破レベル 185
①復活した「ダブルヒーローシステム」
スターオーシャンシリーズと言えば1996年に1作目が発表され、そのSFをテーマにしつつも中世ファンタジーを取り入れた世界観、そしてアクション要素を取り入れた戦闘システムで1990年代後半~2000年代前半にはスクエアエニックス(1~3はエニックスから発売)ではファイナルファンタジー、ドラゴンクエストに次ぐ人気IPとして存在感を放っていたシリーズです。
しかし2000年代後半からアクションRPGの普及やテイルズシリーズが定着すると、最高傑作と言われたセカンドストーリーをピークに売り上げが減少。さらに2016年に発売された「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」は評価も芳しくなく、オワコンとされてしまいました。
そんな中で発売された「スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE」。システムとしてはセカンドストーリー以来の「ダブルヒーローシステム」が復活。さらに前作で不評だったSF色の薄さを払拭するようなPVもあり、期待感はありました。
②フィールド、戦場を駆け抜けるVA(ヴァンガード・アサルト)
そんな中プレーしたのですが、何より感じたのは爽快感。再序盤はごく普通のRPG感はあるものの、VA(ヴァンガード・アサルト)を使えるようになると建物の屋根や浮遊した足場に乗る事が出来、一気に世界が広がります。
流石にこのようなアクションが苦手な人(やや着地点の設定には癖があります。)向けに大したアイテムは置いていないものの、辿り着けた時の景色の美しさと達成感は格別です。
また戦闘でも使用することが出来、高速突進攻撃が可能に。更に移動中に方向転換をすると敵がプレイヤーキャラを見失う「ブラインドサイト」が発生し、敵が行動不能になったり被ダメが増えたりします。
その性質上FF15の「シフトブレイク」に似ており、さらに動きのバリエーションを増やしている事で多彩な攻撃を可能としている今作の目玉と言えるシステムとなっています。
③前作の悪評を覆す作品に
ただ過去作のスターオーシャン感も確かに残しており、CV東地宏樹さんのあの技やシリーズお馴染みのあの家系も登場。全体的にとっつきやすくシリーズ初プレイの人、シリーズファンの方も十分楽しめる内容となっており、前作の悪評を覆す作品になっています。
個人的には男主人公のレイモンドの指差し決めポーズの癖が気になる(ややためて差す為タイミングが合っていないことが多い)等、気になる細かい点はあるものの全体的にまとまっており物語も王道となっています。
シリーズ復権を告げる「スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE」、個人的にもおススメの作品となっています。
では
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