4節を終え1位から4位までの勝ち点差は「3」と、文字通り死の組となっているグループF。前回の戦いでは相手に圧倒されたパリはホームでリベンジ出来るか注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーググループリーグ5節、パリSGvsニューカッスルの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン＆結果
前半
パリはエンバぺが前残りする守備4-4-2の4-3-3、対するニューカッスルは守備4-1-4-1の4-3-3を採用していました。
試合はパリがボールを保持し右サイドから攻め入りニューカッスルがブロックを構えカウンターを狙う形になり、共にチャンスを作っていきますがパリはポープの壁に阻まれニューカッスルのシュートは枠を外れ得点には至りません。
そんな中先手を取ったのはニューカッスル。リヴラメントがカットインで切れ込むとアルミロンにパスしそのままシュート、一度はドンナルンマに弾かれるもイサクが詰め先制点を挙げます。
追いついたいパリですが中盤のプレス強度で後れを取り、ショートカウンターを許す等苦しい内容。そのまま前半を終えます。
後半
後半パリはある程度割り切ってブロックを敷いて来たニューカッスルを押し込んでいきますがウイングはダブルチームで抑えられ、さらに皆が足元で欲しがるためディフェンスを動かせないままで時間だけが過ぎていきます。
それでも交代策で裏抜けが得意なエンバぺを中央に添えると攻撃に奥行きが生まれ次々とチャンスを作り出すも、これもポープのセーブに阻まれ中々得点には至りません。
しかし後半アディショナルタイムにペナルティエリア内でリヴラメントがハンドを犯したとしてPKが与えられるとエンバぺが落ち着いて決め同点に。そのまま試合は終了し共に勝ち点1を獲得することになりました。
総評
パリはポープの攻守に阻まれた部分はあったものの、終始相手のペースで試合を進められ疑惑とも言えるPKで何とか引き分け。共に怪我人が多い中違いが出たのはその共通認識の浸透度。パリは個々では違いを作り出したものの攻撃の連動性に欠き手詰まりに。攻守共に機能していたニューカッスルとは明らかに完成度が違いました。
ただそんな中でも違いを生み出すのはエンバぺ。このスーパーなタレントがいる限りパリの優位性は変わらなさそうです。
一方ニューカッスルは最後の最後でPKを取られる不運もあり勝ち点1で終えることに。連動性は植え付けられていない印象はあるものの、個々が献身性高いパフォーマンスを見せタレント集団を苦しませ続けました。
そんな中でポープは素晴らしいセーブで試合を引き締めると、ギマランイスは強度の高い守備だけではなく懐の深いキープで時間を作りカウンターの起点に。勝利に値するパフォーマンスを見せたと言えます。
ドルトムントがミランに勝利した為、3チームによる2位争いが繰り広げられる最終節。最後まで面白い展開が繰り広げられそうです。
では
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