きちのうすめ雑記

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ニューカッスルvsパリSG~強度と献身性を前面に押し出し見事に勝利~【サッカー】

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前節引き分けに終わったニューカッスルと勝利したパリ。ホームゲームを行うニューカッスルにとっては何とか勝ち点を拾っていきたい所です。

 

ということで先日行われたチャンピオンズリーググループリーグ2節、ニューカッスルvsパリSGの感想です。

Getty Images

両チームのスタメン&結果

 

前半

ニューカッスルは中盤がほぼ横並びになる守備4-5-1の4-3-3、対するパリは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。

試合はパリがボールを保持していきますが、4バック+2ボランチで基本ボールを回している為後ろが重く、更に前線のオフザボールが乏しい為チャンスを作れずポジショニングも整理されていないので悉くボールをロスト。するとマルキーニョスのパスを掻っ攫ってイサクがシュートを放つと、一度はボールを弾かれるもアルミロンが詰めてニューカッスルが先制します。

さらにニューカッスルは守備でも中央を固めつつサイドにボールが入るとウイングとサイドバックで挟み込むブロック守備が見事に機能しパリを機能不全にすると、フリーキックからの流れでバーンが頭で押し込んでゴール、2点差として前半を終えます。

 

後半

後半もニューカスルの勢いは止まらず、トリッピアーのパスに合わせてニアゾーンに走り込んだロングスタッフが右足でゴールに蹴り込み3点差に広げます。

それでもパリはザイール・エメリの浮き球のパスをインナーラップでペナルティエリアに侵入したリュカが合わせて1点を返し、バルコラ、ヴィティーニャを投入し反撃を試みます。

しかしニューカッスル守備陣は集中力を切らすことなくコンパクトな守備陣を形成すると、後半アディショナルタイムにマーフィーとのパス交換でボールを受けたシェアのスーパーミドルが決まり決着。

ニューカッスル20年ぶりのチャンピオンズリーグ勝利を果たしました。

 

総評

ニューカッスルは早い時間帯で先制したのは大きかったものの、効率良く得点を挙げ最後まで集中力を切らさず見事勝利。特にコンパクトな布陣を維持し続けた守備ブロックの働きは素晴らしかったと思います。

特にシェアはボトマン不在の中ラインコントロール、そして対人で特筆すべき活躍を披露。そしてアディショナルタイムには強烈なミドルを突き刺し得点、自身の活躍に華を添えました。

対するパリは「繋ぐ」事に固執し過ぎてカウンターを喰らい続け敗退。特にビルドアップでは後ろに重くミスを連発、そして前線はオフザボールに乏しい為奥行きを作れずただただ足元にボールを渡し単騎突破を挑むだけと、攻撃陣は機能不全に陥りました。

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そんな中でも両サイドバックの二人はその膠着状態を何とかしようと効果的なインナーラップを試みリュカはゴール。好材料が少ないチームの中で奮闘したと言えます。

 

強度と献身性を前面に押し出し見事に勝利したニューカッスル。今後も死の組の戦いはよりヒートアップしそうです。

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では

 

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