きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

深刻化する選手達の「酷使」~増加していく怪我人とその「重症化」~【サッカー】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回はサッカー界における深刻化する選手達の「酷使」について書いていきます。

①増加していく怪我人とその「重症化」

現在サッカー界で問題になっているのは増加していく怪我人とその「重症化」

特に今回の代表ウィークではカマヴィンガ(レアルマドリード)が右ヒザ外側側副じん帯断裂で2カ月の離脱、同じくレアルマドリードのヴィニシウスは左足大腿二頭筋断裂で長期離脱が確定的。さらにガビ(バルセロナ)は右ヒザ前十字じん帯断裂と外側半月板損傷でシーズン絶望&ユーロ2024の出場も困難な大怪我を追っています。

またハーランド(マンチェスターシティ)、テア・シュテーゲンバルセロナ)、オヤルサバル(ソシエダ)等も怪我を負い離脱することが決定。日本代表でも鎌田(ラツィオ)が途中で代表から離脱しています。

kichitan.hatenablog.com

 

さらに前述したガビやネイマールアル・ヒラル)はシーズンを棒に振る重傷を負う等重傷化も深刻に。11月の代表ウィークだけでも負傷者は20名を超える等、所謂FIFAウイルス」は多くのクラブを悩まされています。

 

②多すぎる試合数

その要因はやはり多すぎる試合数。現在最も過酷と言われるプレミアリーグはリーグ戦38試合に加え、カップ戦二つ(カラバオ、FA)や欧州カップ戦(CLやEL、ECL)を加えると少なくとも60試合以上を戦うことになり、そこに代表戦を加えると年間70試合以上となり、選手達はほぼ1週間に2試合のペース(酷い時には1週間に3試合)で強度の高い試合を行うことになります。

全体的に運動量が多くさらにフィジカルコンタクトが当たり前であるサッカーというスポーツではこの試合数は「多すぎ」といっても過言では無く、試合数を減らし選手の負担軽減に努めるべきですが、チャンピオンズリーグは来年から参加チームが増え試合数が増加(13試合から17試合)。

さらにW杯、クラブワールドカップでも出場チームが増えそれによる試合数の増加等、選手達の負担は増える一方。さらに欧州ではネーションズリーグもあり、今やサッカーの年間スケジュールはパンク寸前となっています。

kichitan.hatenablog.com

kichitan.hatenablog.com

kichitan.hatenablog.com

 

それによりプレミアリーグでは怪我人は年間1000人を数え、今シーズンは怪我人の数こそ昨シーズンより少ないものの平均離脱期間が長くなる等深刻な状況に。正直選手への負担は限界に来ているかと思われます。

 

③望まれる質の向上

そんな中クラブもターンオーバーを敷いて選手への負担軽減を行っているものの、それにより1試合の質は落ちている状態です。特にカップ戦に対しては主力選手を温存する傾向が強く、負けた際も負担軽減とポジティブに捉われる始末。

そんな中で考え直して欲しいのはやはり試合を削減することによる質を向上。前述したチャンピオンズリーグ、クラブW杯の試合削減は勿論の事、ネーションズリーグの廃止なども検討し、よりフレッシュで熱い戦いを見ることを個人的には望んでいます。

 

誰も疲れ果てピッチに座り込み、最後には担架で運びこまれる選手をファンは誰も見たくありません。拝金主義の影響で余りにも膨らみ過ぎたサッカーコンテンツ、今後十分な「精査」に向かうことを願っています。

 

では

 

FIFA 23 PS5 ELJM-30215

 

FIFA 23 Legacy Edition Switch版