今回は2023年1月10日に現役引退を発表したガレス・ベイル選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
3回目はレアルマドリード~ロサンゼルスFC(2014~2023)時代です。
1,2回目はコチラ↓↓
①怪我多さとクラブへの忠誠心の欠如
チーム加入初年度にチャンピオンズリーグ優勝を経験、さらに主力として活躍して白い巨人でも確かな足跡を残していたベイル選手ですが、待ち受けていたのは次々と獲得される有力選手とのポジション争いと怪我との戦いでした。
特に怪我の多さは難点で、リーグ戦で30試合以上出場したのは僅か1シーズン(2014-2015シーズン)。その離脱期間に新加入選手などに活躍されて度々不要論を囁かれる等中々ファンからは信頼を得る事が出来ませんでした。
また自己中心的なプレーが批判の的となり、更には趣味で始めたゴルフにハマり過ぎて度々優先順位を間違えてしまう等、クラブへの忠誠心を疑われる場面が目立ってしまいます。
またクラブをチャンピオンズリーグ3連覇に導いたジダン監督とは馬が合わず対立。2016-2017シーズンのチャンピオンズリーグ決勝での2ゴール等インパクトを残す試合もありましたが、逆に存在感が皆無な試合も多々ある等安定感に欠き、2018-2019シーズン後半からは出場機会が激減。トッテナムへのレンタル移籍もあったもののそこでも怪我に泣き復活とはなりませんでした。
②ユーロで母国をベスト4に導く
ただクラブで存在感を無くしていく一方、代表では絶対的な存在として君臨。ユーロ2016の予選ではベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナが同居するグループで見事2位で通過。自身も7得点を挙げ初のユーロ出場を果たします。
本戦でもその勢いは衰えず、初戦のスロバキア戦で直接フリーキックでゴールを挙げると、2戦目のイングランド、3戦目のロシア戦でもゴールを決め大活躍。初のグループリーグ突破を果たすと、決勝トーナメント1回戦の北アイルランド戦、そして準決勝では優勝候補にも挙げられていたベルギーを下す等チームは大躍進。ベイル選手も徹底マークに合いながらも随所で輝きを放つ等素晴らしい働きを見せます。
準決勝のポルトガル戦ではチームを地力を見せられた形とはなりましたが、初の国際大会出場でベスト4進出と黄金時代の到来を予感させられました。
③代表で数々の偉業を達成
その後2021年に行われたユーロ2020にも出場する等実績を積んでいきますが、ワールドカップ出場には縁がなく、2018年ワールドカップ予選ではセルビア、アイルランド、オーストリアと組み込まれるも中々勝ち切れず出場を逃すと、2022年カタールW杯予選では4チームの内1チームしか出れないプレーオフに回る事となります。
それでも初戦のオーストリア戦ではフリーキックを含む2得点を挙げ決勝に導くと、決勝でも自身のフリーキックが相手のオウンゴールを誘い1-0の勝利。64年ぶりのW杯出場を自身で手繰り寄せることとなりました。
本戦はグループリーグ敗退となり自身もPKによる1得点に終わるも、代表で数々の偉業を達成、そして代表でも最多出場(111試合)最多得点(41得点)を記録。
間違いなくウェールズサッカー最高峰の選手として名を刻むことになりました。
その後ベイル選手はロサンゼルスFCでプレーし2023年1月10日に現役引退を発表。引退後はゴルフのアマチュアトーナメントに参加する等ゴルフに没頭しているようです。
では
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