今回はFIFAの2026年W杯の大会方式「再検討」について書いていきます。
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①4チーム12グループに
2022年12月17日、FIFAは2026年W杯のグループステージを、従来検討された3チームずつ16グループに分ける方式から4チーム12グループに分ける方針に再検討する事を明かしてました。
その主な理由としては
・今大会のグループステージが白熱した盛り上がりを見せていた
・公平性の担保を現状見いだせていない(最初に2試合を行うチームが圧倒的に不利になる)
事が挙げられ、インファンティーノ会長のこの発言には説得力があり現状のフォーマットで行う上では理に適っていると言えます。
②決勝トーナメント進出の条件は
ただその場合決勝トーナメント進出の条件はどうなるのかと考えると、
・各グループ首位&成績別の上位4チームの16チームでのトーナメント
・各3位までグループリーグ突破の32チームによるトーナメント
になるのが焦点になりそうです。
ただユーロでもあったように(24か国で開催し、6グループの2位までのチーム+上位4チームの計16チームが決勝トーナメント進出)、W杯も現行後者の試合を増やす方式に舵を切る方針が濃厚です。
最終的には決勝に出場するチームはグループリーグ3試合+5試合の計8試合を戦うことになり、さらに大会期間も延ばさなければいけない状態で、選手への負担は相当なものになるでしょう。
③どうしても納得できない出場チームの増加
ただどうしても納得できないのはやはり出場チームの増加です。今大会は32チームで行った最後のW杯となりそうですが、多くの感動を与えてくれたと同時に正直大会レベルにおいてはそれ程高いものを示すことが出来なかったのはあります。
モロッコという大会最大のサプライズもありアフリカ勢はそのタレント力の高さを示したものの、期待されたアジア勢は出場した5チームの内3チームが決勝トーナメント進出に進む大躍進を果たすもののいずれも敗戦。
さらに内容においてはほぼ全てのチームが弱者のサッカーを貫いており、地域トップレベルのチームでも互角に戦うことが出来ない現状。これ以上の出場チームの増加は大会レベルの大きな差を生み、それこそ形骸化されかねません。
FIFA側からすればアラブ諸国、そしてインド、中国という強力なスポンサーを獲得することを目的としているものの、参加したところで相応なレベルにたどり着くためにはかなりの時間を擁しそうです。
またここに来てインファンティーノ会長は2030年の開催国にサウジアラビア、エジプト、ギリシャの共催案を推すとの声が。問題だらけだった冬開催再び、、、FIFAは再びオイルマネーに屈することになるのでしょうか。
大会型式自体の変更は理に適っているものの、そもそも出場チーム数自体に問題がありそうなこの事案。2030年の開催国を含めどのような決着を見せるのか注目です。
では
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