きちのうすめ雑記

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ワードで楽しむプロ野球~FA(フリーエージェント)制度~【プロ野球】

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今回はプロ野球でよく出ているワードについて書いていきます。


6回目は「FA(フリーエージェント)制度」です。

阪神タイガース公式

NPB独自の制度

FA(フリーエージェント)制度とはNPBにおける

・出場選手登録(一軍登録)145日を1年として換算し高卒選手は8年(通算1160日)、大卒、社会人選手は7年(通算1015日)経過で国内FA権

・累計9年(通算1305日)経過で海外FA権

を取得し、その権利を行使すると(FA宣言)NPB各球団、国内外のいずれの球団とも交渉することが出来ます。

ただMLBでは自動的に権利行使となることに対して、NPBでは権利を行使するかどうかを選ぶことが出来、FA宣言したことによる球団やファンからの反発がある一方、雇用が保証されるメリット(MLBでは所属球団を失う選手も発生します。)がある等、独自の制度となっています。

因みに前球団の旧年俸順に1~3位をランクA、4~10位をランクB、11位以下をランクCとランク付けされ、A、Bランクの選手に関しては補償(人的、金銭)が発生し、特に人的補償に関してはFA移籍が起きた際の大きな話題となっています。

kichitan.hatenablog.com

 

②早急な戦力強化に打ってつけ

そして球団にとってはNPBで長らく活躍し実績を持っている選手の獲得は早急な戦力強化に打ってつけであり、FA補強によって一気に順位がジャンプアップした例は多いです。

近年では当時セリーグMVPを受賞した丸選手を獲得した巨人が移籍初年度からセリーグ2連覇を果たし、森選手(西武→オリックス)は前シーズン主軸であった吉田選手の穴を最小限にする活躍を見せパリーグ3連覇に貢献する等、チーム状況を劇的に変える存在になっており、その効果の高さを見せつけています。

反面移籍される側のダメージも相当なもので、特に前述した丸選手が抜けた広島は連覇が止まり2位に躍進した今年までBクラスに沈み、FAで退団される選手が最も多い(これまで20人)西武は毎年のようにチームの再編成を迫られています。

その為FA移籍をした選手を「裏切り者」扱いしたり、移籍した球団を「強奪」と評したりするなど波風が立ちやすくなっており、毎年のようにどこが獲得するのか、どのような契約金なのかが話題になっています。

因みに阪神は金本選手(広島から)、西投手(オリックス)が代表的な選手となっており、いずれの選手もリーグ優勝に大きな貢献を果たしています。

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③「核」となる選手を獲得しないと

しかしその一方全体的に年齢が高め(最速では26歳なものの30歳前後が普通です。)で、高額年俸&複数年契約なので活躍しない(怪我も含む)と枠を割くことが出来ず所謂不良債権となりチームの若返りや編成に大きな影響を与える可能性があり、むやみやたらに獲得する(人数制限はあります。)のはリスクが非常に高いです。

その為より確度の高い選手を獲得するのが賢明となっていますが、個人的に獲得を勧めたい選手は

・Aランク選手・・・高額年俸を受け取る程の長年活躍を見せていることから、新天地でも活躍する可能性は高い(例、丸選手、森選手)

・20代の選手・・・単純な稼働年数の多さ(例、丸選手、西投手)

・先発投手と起用法が確かな野手・・・中継ぎ投手は経年劣化が一気にくる可能性があり、起用法が定まっていない選手(主にユーティリティー性の高い選手)はチーム状況が変わると逆に使い道が無くなる場合が多く、負債になる可能性がある

(例、森福投手、福田選手)

となっており、結局はチームの浮沈を担う「核」となる選手を獲得しないと多くの場合、金額に見合った活躍を見せる可能性は低いと思われます。

 

今年も松井投手(楽天)や中田選手(巨人)、山崎福投手(オリックス)等のFA宣言が予想され、今後もその動向が気になる所です。

 

では

 

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