きちのうすめ雑記

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機動戦士ガンダム 水星の魔女~少年少女による学園ものと企業間の争い~【ガンダム】

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※ネタバレ有り

 

今回は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」について書いていきたいと思います。

 

ガンダムの色を残しながら新しい要素を取り入れようとした意欲作

今作は前作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以降7年ぶりに発表された作品で、

TVシリーズでは初となる女性主人公(OVAではスターゲイザーがあります。)

・少年少女による学園ものという要素

・企業間戦争をより前面に押し出した作風

というこれまで中々時代に乗りきれなったガンダムシリーズ」に新風を吹かせるような試みが見られることとなりました。

kichitan.hatenablog.com

 

しかしガンダム作品に従来あった

・戦争の悲惨さ

毒親の存在(ZやF91、SEEDが有名です。)

アーシアン(地球)とスペーシアン(宇宙)の対立

等もきっちり表現されており、ガンダムの色を残しながら新しい要素を取り入れようとした意欲作と言えます。

その結果twitterでは毎回トレンドになる等反響を呼び、さらにガンプラも近年のブーム(転売屋の影響もありますが、、、。)に乗っかる形で人気を博すことに。シリーズ復権の兆しを見せることとなりました。

 

②少年少女による学園ものと企業間の争い

また今作は少年少女による学園ものと企業間の争いというあまり関わらないのなさそうな事柄を見事に繋ぎ合わせています。

主人公スレッタ・マーキュリーはアスティカシア高等専門学園に編入するも内気な性格でコミュ障。しかしミオリネや地球寮の生徒たちとの出会いで徐々に馴染んでいくと「夢の」学園生活を送っていくようにます。

「決闘」という特別なルールがありながらも授業や試験もあり、さらに寮生活と「普通」の学園生活が存分に描かれており、学生でありながら即戦争に巻き込まれがちなこれまでのガンダム作品には少ない(AGEは少しありましたが)要素となっています。

そしてもう一人の主人公と言えるミオリネ・レンブランは学園に居ながら「株式会社ガンダム」を起業し、ビジネスプランのプレゼン、PR、そしてスポンサー集め等経営することになります。そんな中で企業間戦争に巻き込まれ、M&A(企業・事業の合併や買収)や策略等様々な困難に立ち向かうことに。

そして最終的には二人の主人公が異なる生活を続け、すれ違いもありながら同じ目的に向かっていく事に。

またニカ・ナナウラ、グエル・ジェターク、シャディク・ゼネリ等脇役のキャラも癖がありながらも魅力的なキャラをしており、物語を彩っています。

 

③呪いのモビルスーツ

そして過去には

・「宇宙移民の大いなる迫害者」(∀)

・General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System(単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム)(SEED)

モビルスーツ用インナー・フレーム(鉄血のオルフェンズ

で表されたガンダムですが、今作では人類が宇宙に適応するために開発した「GUNDフォーマット」を搭載したMSの総称(GUND-ARM)として呼ばれています。

kichitan.hatenablog.com

 

しかしその技術は人体に莫大な負担をもたらす為MS開発評議会がガンダムそのものを危険視。開発を進めていたオックス社への企業行政法による強制執行により計画はすべて凍結されました。

その後「呪いのモビルスーツ」と呼ばれ、強く排斥される対象となっており、当初はスレッタが水星から学園に持ち込んだ機体は「エアリアル」と登録されガンダムであることは明かされていませんでした。

絶大な力を持ちながらその性能はピーキーでリスクが大きい、立ち位置は違うものの特別な存在であることは変わらないのはガンダムならではであると言えますね。

kichitan.hatenablog.com

 

では

 

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