きちのうすめ雑記

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ミオリネ・レンブラン~父への反発~【ガンダム】

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※ネタバレ有り


今回は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のキャラ「ミオリネ・レンブラン」について書いていきたいと思います。

(C)創通・サンライズMBS

①父への反発

アスティカシア高等専門学園経営戦略科2年生で、学園理事長でもあるベネリットグループの総裁デリング・レンブランの一人娘です。

「一見」儚げな感じがする少女ですがその性格は強気で行動的で、作中では

・決め事に反抗して学園から地球へ脱出しようと試みる

・リングに物申すためにプロスペラの審問会に乱入したりする

等かなり過激な行動を行っています。

その要因は「父への反発」で、

・ホルダーを婚約者とすると勝手に決められる

・習っていたピアノをやめさせられる

自分の事を悉く勝手に決めるデリングに対して不満を募らせてます。

「自分で決めたルールを勝手に変えるな、このダブスタクソ親父!!」

このことから世間を知らない所謂「箱入り娘」と見られがちですが、差別意識の強いスペーシアンであるにも関わらず出自を理由とした差別意識は表裏問わず一切無い等、人の上に立つマインド(帝王学的なもの)は持ち併せているようです。

因みに趣味は母が品種改良して開発したトマトを栽培することで、栽培している温室は彼女の気の休まる大事な空間となっています。

 

②「株式会社ガンダム」の設立

作中では学園からの脱出を試みるもののスレッタに救助者を勘違いされ送還。送還後もそのスレッタと現婚約者のグエルの勝手な決闘に巻き込まれエアリアルを無断で拝借するという抵抗を見せるも、スレッタの乱入&勝利もあり以後は彼女の婚約者として振舞っていく事になります。

kichitan.hatenablog.com

 

しかしエアリアル禁じられたガンダムであると疑いをかけられスレッタは拘束。彼女を助けるためにベネリットグループの審問会の場に乱入。グエルとスレッタによる再度の決闘で決着を付ける事を提案し、彼女の勝利をサポートします。

その後地球寮のメンバーも加わり、時にはスレッタを叱咤激励したり彼女を見守ったりするなど立派に花嫁しますが、御三家の共謀でスレッタは壇上でガンダムを操る魔女として吊るし上げられることに。

ミオリネはスレッタを守るため、そして父を認めさせるために生命の安全を前提としたガンダムの運用を目的とした新会社「株式会社ガンダム」の設立を提案。以後は代表としてシャディクの妨害にも負けずに会社設立の為に奮闘し、無事設立させる事に成功します。

しかしそのことが逆にスレッタとの距離を広げることとなり、すれ違いを引き起こしてしまう事に。一度はお互い本心を打ち明け絆を深めることになりますが、地球のテロ組織「フォルドの夜明け」がプラント・クエタを強襲。デリングが自身を守った際に重傷を負い、助けに来たスレッタは躊躇いなくガンダムテロリスト達を叩き潰す事に。

「あんたが一番分かってない! よかったって言ってんの! 私が逃げなくてよくなったのは、あんたのおかげなの! だから…私から逃げないでよ。言いたいことあったら言ってよ。いつもみたいにうっとうしく進んできてよ」

凄惨な状況を目の当たりにしたミオリネは手を差し伸べたスレッタに「人殺し」と呟き再び距離を空けることとなります。

 

③自責と後悔に苛まれることに

その後株式会社ガンダムの営業はストップ。その後デリング不在や地球で反スペ―シアン感情が拡大し暴動が多発したことで総裁選が行われる事に。そしてプロスペラから「クワイエット・ゼロ」計画を知らされ、自身がプロスぺラとスレッタ達の仇の娘である事を明かされます。

それでもスレッタがプロスペラの操り人形になっていると感じ、彼女を母親やエアリアルと離すためにグエルと組み決闘に勝利し「ホルダー」の権利とエアリアルを剥奪。二人の「契約」は終焉を迎えることになりました。

「ふざけないで! あの子はあんたに言われればなんでもする! これ以上スレッタを思いどおりにさせないから!」

そしてグエルと共に地球での暴動を武力ではなく対話によって鎮めることで解決させ周りからの支持を獲得しようと行動するものの、同行していたプロスペラに嵌められる形で開戦を引き起こし、よりにもよって平和の象徴にする予定であったガンダムに制圧される事に。

自らの選択で大きな犠牲を生んだことに衝撃を受けたミオリネは自責と後悔に苛まれることになりメンタルが崩壊。自身はベネリットグループの次期総裁に正式に決定するも苦しみ続けることになります。

「私のせいだ……私が……これを……」

その時現れたのは母を止める事を決意したスレッタ。彼女に激励される形で自分が犯した罪と向き合う事を決意。スレッタのガンダム・キャリバーンに導かれるようにクワイエット・ゼロに乗り込みます。

そして母が品種改良したトマトに仕込まれていた遺伝子コードを使いクワイエット・ゼロを沈黙させると、「ベネリット・グループの解散とその総資産の地球圏への売却」という秘策を駆使し対立する宇宙議会連合の戦いの動機を無くし争いを止めようとします。

それでも高出力のレーザーが放たれるもガンダム達がこれを防いで無事生還。宇宙で彷徨うも無事だったスレッタに対して涙を流し喜びます。

「もっと早く返事しなさいよ、バカ…!」

 

エンディングでは地球に降り立ちスレッタ達と暮らす事に。そして二人の左手の薬指にはシルバーリングが光っていました。

「正しさは人の数だけある。だから、私達は必ずどこかで間違える。それでも、自分が正しいと思う事をするしかない」

 

では

 

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