きちのうすめ雑記

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ディエゴ・ゴディン~魂のエアバトラー~【特集】

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今回は引退を表明したディエゴ・ゴディン選手について書いていきたいと思います。

Getty Images

経歴

ゴディン選手はCAセロ(ウルグアイ)でプロデビューを果たすと、2006年に国内強豪クラブのナシオナルに移籍。

同クラブではキャプテンを務める等若くしてリーダーシップを発揮すると、翌年ビジャレアル(スペイン)に移籍。移籍初年度にはリーグ2位に食い込むチームの中心選手として活躍。特にゴンサロ・ロドリゲスとのコンビは相手の脅威となっていました。

そして2010年にアトレティコマドリードに移籍。移籍後2シーズンは怪我に悩まされるものの、ペレアミランダ等南米選手と良好な関係を築き守備陣を統率すると、2011-2012シーズン途中にシメオネ監督が就任した後も守備陣の中心として君臨。

リーガ1回、コパ・デル・レイ1回、スーペルコッパ1回。ヨーロッパリーグ2回、UEFAスーパーカップ3回と数々のタイトル獲得に貢献。さらに2度のチャンピオンズリーグ決勝進出にも大きく貢献する等、シメオネ監督と共にクラブを欧州の強豪に押し上げます。

そして2019年に契約満了でインテル(イタリア)に移籍。その後カリアリアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)、ベレス・サルスフィエルド(アルゼンチン)と渡り歩き、2023年7月31日に現役引退を発表しました。

 

①魂のマンマーカー

ゴディン選手と言えば「魂のエアバトラー」というイメージが強いです。

対人能力に秀でており、しつこいとも言える程タイトなマークで相手を封殺していきます。特に空中戦には無類の強さを見せ、クロスボールへの対応は落下地点の読みやマークしている選手を同一視野に収める技術は、達人とも言える領域です。

またその技術は攻撃面でも表れており、セットプレーでは非常に大きな武器に。特に2013-2014シーズンのチャンピオンズリーグ決勝での先制ゴール、そして2014年W杯でイタリアを奈落の底に突き落とす決勝点は今も記憶に残っています。

そして何よりリーダーシップに溢れいかなる時でもチームを鼓舞。アトレティコが未だに彼に並ぶ守備リーダーを確保出来ていないことからその偉大さが分かります。(昨シーズンには再獲得の話もありました。)

kichitan.hatenablog.com

 

②荒いプレーの多さ

ただ良い意味でも悪い意味でもウルグアイ選手の特徴である荒いプレーは健在で、相手への執拗な嫌がらせや深すぎるスライディングタックルなど度々そのラフプレーは物議を醸しました。特に相手エース格に対してはより激しいものとなり、危険なプレーとして退場する場面も散見されました。

しかしその行為はチームを盛り立てる為であり、味方としてはこれ以上なく頼もしいもので、同時期に活躍していたセルヒオ・ラモスと共にディフェンスリーダーの良き象徴として見られていました。

kichitan.hatenablog.com

 

ただ改まってみるとやりすぎな部分もあり、時代が良かったとは思います。

 

③クラブ・代表でも偉大なキャプテンに

またクラブだけでなく代表でもキャプテンとしてプレー。タイトルは負傷の影響でレギュラーとしてプレー出来なかった2011年のコパ・アメリカのみですが、代表史上最多出場記録である161キャップ、そしてW杯にも4度出場(2010、2014、2018、2022)するなど正にレジェンドとして活躍しました。

kichitan.hatenablog.com

 

特に前述したイタリア戦のゴール、そして2018年W杯の安定したパフォーマンスが印象に残り2018年W杯ではファンが選ぶドリームチームにも選出される事に。

代表でも大きな足跡を残しユニフォームを脱ぐことになりました。

 

現状引退後の去就は決まってはいませんが、将来またサッカー界に戻りその卓越したリーダーシップを発揮してくれることを願っています。

 

では

 

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