きちのうすめ雑記

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W杯激闘の記録と記憶~2010 ウルグアイ代表~【サッカー】

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今回は過去のW杯での記録、そして記憶に残ったチームを書いていきます。


8回目は「2010 ウルグアイ代表」です。

主な選手&布陣

 

①一貫性のある強化も

過去2度のW杯制覇がありながらも2006年W杯では南米予選でプレーオフに回りオーストラリアにPK戦の末敗退する等、すっかり古豪として定着してしまったウルグアイ代表。ただ個ではスアレスアヤックス)、フォルランアトレティコマドリード)、中盤にはディオゴ・ぺレス(モナコ)、最終サインにはゴディン(ビジャレアル)、カセレスユベントス)等ヨーロッパの有力クラブで活躍している選手が多数おり、タレントには事欠かせない陣容でした。

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そんな中2006年冬に就任したタバレス監督は「代表チームと選手育成のプロセスについての制度化プロジェクト」を立ち上げ、ユース世代を含め長期的且つ一貫性のある強化を敢行し代表の強化を試みますが、流石にプロジェクト途中で臨んだ激戦区である南米予選では大苦戦。強力FW陣を抱えながらも戦い方はカウンター頼みで、中々勝ち切れない状態が続きます。

結果南米予選では前大会に引き続き大陸間プレーオフに回ることになりますが、コスタリカに何とか勝利し無事W杯出場権を獲得。しかしグループリーグは開催国南アフリカに合わせて前回準優勝のフランス、そして曲者メキシコと組んでおり、本大会では苦戦が予想されました。

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②堅守と強力FW陣

そんな中本大会が開催されると、チームが得意とする堅守速攻が見事に嵌ります。

初戦のフランス戦をスコアレスドローで乗り切ると、2戦目の南アフリカ戦ではフォルランの2ゴールもあり完勝。さらに3戦目のメキシコ戦ではスアレスのゴールで勝利し見事に1位通過を果たします。

その原動力になったのはやはり守備陣。ルガーノムスレラを中軸とし、ゴディン、ビクトリーが相手によって使い分けられる中央部にフシーレ、マキシミアーノ・ペレイラが守るサイド。そしてリオス、ぺレスは良質なフィルターとして中盤に安定感をもたらしました。

そして攻撃ではスアレスカバーニの2トップにフォルランをトップ下に配置した形が嵌り、迫力抜群のカウンターを実現。

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堅守と強力FW陣で突破したグループリーグとなりました。

 

③古豪復活の狼煙を上げる

決勝トーナメント1回戦は韓国代表。後半途中に今大会初失点となる同点弾を浴びますが、スアレスの2ゴールを挙げ勝利。

そして準々決勝ではこの大会で躍進したガーナ代表。試合は優勢に進めるもガーナの守備、そしてカウンターに苦しめられ前半アディショナルタイムムンタリミドルシュートを決められ失点。それでも後半にフォルラン直接フリーキックですぐさま振出しに戻すと、試合は次第に膠着状態になり、延長に突入します。

事件は延長後半終了間際に起こります。スアレスが相手セットプレーからの枠内に飛んだ決定的なシュートをハンドで阻止し一発退場となると、そのPKをギャンが外してしまいPK戦に。そして運気を掴んだのかそのPK戦を制し、40年ぶりのベスト4に進出します。

しかし準決勝のオランダ戦では一度はフォルランのゴールで追いつくも、後半に立て続けに2失点を喫しリードを奪われると、ロスタイムにペレイラが一矢報いるもそのままタイムアップ。フォルランはこの大会得点王に輝くも60年ぶりの決勝進出とはなりませんでした。(3位決定戦もドイツに敗北)

ただタバレス監督は翌年のコパ・アメリカを制覇すると、その後W杯2大会連続で決勝トーナメントに進出する快挙を果たし、見事古豪復活の狼煙を上げます。

 

同氏は2021年に成績不振により退任を決めますが、無事代表はカタールW杯出場権を獲得。彼の愛弟子達はカタールの地で再び驚きを与えるか、注目です。

 

では

 

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