今回は主要欧州クラブの2022-2023シーズン総括を書いていきたいと思います。
リーグ 勝ち点77 23勝 8分 7敗 70得点 33失点 3位
コパ・デル・レイ ベスト8
チャンピオンリーグ クループリーグ敗退
基本布陣
①ポゼッションが安定し見事復調
前半戦守備陣が崩壊し、リーガでは欧州カップ出場権に何とか踏む留まるも不安定な戦いに終始し、チャンピオンリーグではまさかのグループリーグ最下位で敗退と失望のシーズンになっていたアトレティコですが、年明けからは2度のバルセロナ戦では敗北するもののその間に13戦無敗を記録する等復調し、最終的にはソシエダを抜き去りマドリーも脅かす3位に位置してチャンピオンリーグ出場権を獲得しました。
その大きな要因はポゼッションの安定で、チームは3バックにほぼ固定したことでビルドアップのパスコースが確保しやすくなると、配球力に長けたエルモソ、コケに加えグリーズマンも上手くサポートを行い良質なビルドアップを体現。
さらに釣られるようにモリーナ、カラスコ、モラタもゴールを量産し最終的には優勝したバルセロナと並ぶ70得点を記録。これまでチームに無かった特定のスコアラーに頼らない破壊的なアタッキングフットボールを展開しました。
②完全移籍が決まり本領を発揮
そんな中シーズンMVPとも言えたのはグリーズマン。前半戦は高額な買取義務オプションの影響もあり出場時間が制限され中々波に乗れない状況が続きますが、保有元のバルセロナが値下げしたことで完全移籍が成立。
その後レギュラーとしてプレーすると、前述したポゼッションのサポート、そして神出鬼没とも言えるオフザボールでゴールやチャンスメイクを演出し、前所属時に勝るとも劣らない活躍を披露。
対人での迫力を取り戻し3センターの中央で堂々たるプレーを見せたヒメネスともに復調の立役者となりました。
③欧州で戦う為には
しかし新シーズンに向けては今の所獲得がほぼ決定したのはフリートランスファーのソユンジュ(レスター)のみで、噂に上がっている選手もやや小粒とクラブの財政難は未だ続いていることが分かります。
そしてシーズン途中でシメオネ監督と対立し退団したフェリックスも買取オプションは行使されることなく帰還。現状居場所は無いのでレンタル先を再び探すか、大幅な損切りを覚悟して売却に動くのかが気になる所です。
また正直今の戦力では欧州で戦う為には物足りなく、補強(特に守備陣)が必要になってくるのでどのような動きを見せるか、注目です。
チャンピオンリーグ出場権は得たものの、2シーズン連続で不安定な戦いぶりを見せてしまっているアトレティコ。安定した強さを手に入れる為の新シーズンとなりそうです。
では
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