今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
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基本フォーメーション
①「堅守」の崩壊
シーズン前のアトレティコはリーガの優勝候補筆頭で、さらにチャンピオンズリーグでも上位進出が期待されるチームでした。しかしここまで1試合少ないながらマドリーに勝ち点差17を付けられ、チャンピオンズリーグでは最終節で何とかグループリーグ突破。現在も4連敗中で、期待とは程遠いシーズンを送っています。
その要因は「堅守」の崩壊にあります。ここまで失点は22で、昨シーズンの失点(25)を早くも越えようとしており「異常事態」に陥っています。
アトレティコはグリーズマン、クーニャ等前線の補強を行い強力な攻撃陣を生かすべくアグレッシブな攻撃サッカーを展開しようとしました。しかし期待したスアレス、グリーズマンはコンディションが整わず組織整備に手間取ると、元々ビルドアップの構築が得意ではなく3バック使用で型を保っていたチームはポゼッションに苦労。上手く得点が奪えないチームは無理な縦パスでボールを失い続けました。
更に守備の要のサビッチ、ヒメネスが怪我で離脱。中盤が本職のコンドグビアをセンターバックに回さないといけない状況になり、カバーが追いつかず守備が崩壊することになりました。
戦術の転換期に主力が不在、そして戦い方に疑問を持ち結果的に強みが消えてしまう。前半のアトレティコは「負のスパイラル」に陥っていたと言えます。
②勝負強さを見せるも継続性に欠け
ただそれでもシメオネ監督が植え付けた「勝負強さ」は健在で、チャンピオンズリーグでは最終節で確かな強さを見せ勝利。そして度々土壇場で追いつく等、勝負強さを見せています。しかしそれも継続性を欠きチームは完全に疑心暗鬼に陥っている状態です。
また4バックも併用するものの、センターバックのコンビはカバーリングに不安があるフェリペとコンドグビア。シメオネ監督の起用法にも迷いが見えます。
最近ではスアレスとシメオネ監督の対立が報じられるなどチーム外も騒がしくなっており、今まさに正念場と言えます。
③センターバックの補強は不可欠
その不調を抜け出すきっかけは、以前書いたようにまず「堅守」を取り戻すことが先決です。ただそのためには明らかにセンターバックの頭数が足りず、冬での補強は不可欠でしょう。噂になっているのはかつての「レジェンド」ゴディン。かつてアトレティコの守備の中心として9シーズンプレーしたディフェンダーは35歳で衰えも見えるも、パートタイムではその心身の「強さ」はチームの助けとなってくれると思います。
ただ資金的な部分もあるのか他選手の獲得候補の情報はそれほど多くありません。
いかに崩壊した守備を立て直すのか、これまで幾度となく修羅場を乗り越えてきたシメオネ監督の修正力が問われる所です。
では
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