今回はアル・イテハド移籍が決まったカリム・ベンゼマ選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
2回目はレアルマドリード(2009~2018)時代です。
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①壮絶なレギュラー争いに巻き込まれる
リヨンでエースとして君臨していたベンゼマ選手にはビッグクラブの関心が連日のように報道されました。そしてその争奪戦を制したのは「白い巨人」レアルマドリード。
2度目の就任となったペレス会長はクリスティアーノ・ロナウド、カカ、シャビ・アロンソを同時獲得する「新・銀河系集団」と呼ばれるメンバーを取り揃え、ベンゼマ選手もその一員として活躍が期待されました。
しかしそこで待っていたのは壮絶なレギュラー争いでした。
当時チームにはイグアイン、ラウールと言った選手らが在籍しており、特にイグアインは前シーズンにチームの得点王&アシスト王と際立った活躍を見せていました。
ベンゼマ選手は当初はスタメン起用されるものの次第にイグアインにスタメンの座を奪われシーズンを過ごす事に。この争いは彼が移籍する2012-2013シーズンまで続くこととなりました。
②エースの相棒として
しかしそのレギュラー争いの大きな違いとなったのはそのチャンスメイク力でした。より純粋なストライカーであるイグアインに比べ、スペースメイクや連動性に優れるベンゼマ選手は特に大エースとなっていくクリスティアーノ・ロナウドを生かすという点では優位に立っており、得点率は彼よりは低かったものの次第にチームに欠かせない存在になっていくことに。
そして2013年にベイルが加入すると、破壊的なアタッキングユニット「BBC」を形成。
チャンピオンズリーグ3連覇を含む4回の優勝に大きく貢献することになりますが、あくまで主役はクリスティアーノ・ロナウド。エースの相棒としての評価は確かなものでありましたがストライカーとしては物足りないものに。
彼の本当の凄さはロナウド退団まで持ち越される事となります。
③恐喝容疑からの代表追放
名門レアルマドリードに移籍し代表でも同様の活躍が期待されたベンゼマ選手ですが、2010年はクラブでのスタメン落ちに併せてリベリーと共に買春容疑で事情聴取を受ける事に。
それによりW杯にはメンバー落ちを経験すると、復帰して臨んだユーロ2012では全試合に先発出場するもノーゴールに終わりチームも決勝トーナメント1回戦でスペインに負けることに。クラブで着実に結果を残していく一方、代表では中々輝くことは出来ませんでした。
それでも2014年W杯では2012~2013年までのノーゴール期間を払しょくする活躍を見せ、やっとエースとして独り立ちしていたと思われました。
しかし2015年11月に代表でも同僚だったヴァルブエナに対して、性行為を映した映像を利用し恐喝したとして逮捕される大事件が発生。
それは国をも巻き込む騒動となり、代表活動に深刻な影響をもたらすことに。デシャン監督との関係も急速に悪化し無期限代表活動停止処分が科されることになり、キャリアの全盛期を代表追放という形で過ごすこととなります。
では
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