ここまでの成績
31勝 14敗 1分 189得点 131失点 1位
①打者の世代交代時期に
シーズン序盤は両リーグ共投高打低が顕著でしたが、セリーグは派手な打ち合いなどが続きある程度の数字に落ち着いているのに対して、パリーグはその状況が続いている状態です(打率に関しては3割を超えているのが柳田選手、森選手のみです)。
特に打者の世代交代に差し掛かっているチームが大半で、首位ロッテは安田選手や藤原選手、オリックスは茶野選手、日本ハムは万波選手や野村選手等、若い選手の台頭が目立っています。
反面中堅選手が軒並み期待を裏切り、予想以上の結果を出しているのは怪我明けの栗原選手(ソフトバンク)ぐらい。
またタイトル争いは柳田選手(ソフトバンク)、杉本選手(オリックス)、中村選手(西武)等ベテラン選手に偏っており、今シーズンは今まで頼り切っていたベテラン選手に引導を渡すような選手の登場が待たれる状況です。
②昨シーズン同様投手は強力
ただ投手に関しては昨シーズン同様強力で、小島、種市、西野投手と柱がおり、離脱もありながらも佐々木投手が圧巻の投球を見せ、さらに吉井監督の中継ぎ・抑えの運用も冴えているロッテ。
エース山本投手が不調ながらも山下投手という新星が現れたオリックス。
大関投手の奮闘が目立ち先発は苦しいものの救援陣が強力なソフトバンク。
下位チームにも加藤投手(日本ハム)、髙橋光成投手(西武)、早川投手(楽天)等圧倒的な投球を披露しているエース格の投手がおり、強敵として立ちはだかってくるでしょう。
そして上位チームは守備でのミスが極めて少なく(ロッテ、オリックス、ソフトバンクの失策はセリーグ最少失策の巨人よりも少ないです。)、隙を突くのは中々難しそうです。
③今まで通りの5割では厳しい状況も
そんな中で交流戦を戦うのですが、パリーグの多くのチームが「再建」を余儀なくされている事でセリーグの実力差が昨シーズン以上に付きそうで、例年と違い今シーズンは今まで通りの5割では厳しい状況が考えられます。
特にかなり深刻な状態である西武や楽天にきっちり勝利しておかないと大きな差を付けられる可能性があり、いかに星を落とさないかが勝負になりそうです。
幸い2年連続で2位に位置する等最近の阪神は交流戦を苦手としていないのはプラスですが、交流戦を境に調子を落とすチームを何度も見ているだけにしっかりと勝ち切っておきたい所です。
昨シーズン以上に負けられない試合が増えそうな交流戦。どのような展開になっていくのか楽しみです。
では
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